昔のSEO対策は今でも有効?無効?ペナルティ…?8施策を解説

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昔のSEO対策は今でも有効か?

良質な被リンク獲得に必要な7つの基本施策とナチュラルリンクの特徴」で、被リンク獲得のための施策に関して触れました。

いずれも、SEOと言うよりは、どうやってユーザーにコンテンツを見つけてもらい、興味を持ってもらい、被リンクにつなげるか、という基本的なことなので、以前のテクニックを駆使したSEOとは違う印象を受けます。
(それが今のSEOなのかもしれませんが。)

それでは、以前に有効とされていたSEO対策は、現在も有効なのでしょうか、無効なのでしょうか、それとも…。

以下の8つのSEO対策に関して、今がどうなっている(と思われる)のかを見ていきます。対象は以下の8つです。

1.IPアドレス分散
2.アンカーテキストバラエティ
3.ディープリンク
4.ドメインの運用歴
5.リンクエイジ
6.ワンクッションリンク
7.301リダイレクト
8.サテライトサイト

SEO効果は?1.IPアドレス分散

良質な被リンク獲得に必要な7つの基本施策とナチュラルリンクの特徴」で説明した通り、極端に多くの同一IPアドレスからの比リンクはペナルティ対象となります。

逆に言うと、極端な数や割合でなければ分散されているかどうかは気にする必要がありません。

重要な事は、リンク元のコンテンツの関連性です。関連性が低ければ、同一IPで大量な被リンクではない場合でも、ペナルティの対象となる恐れがあります。

IPアドレスが分散を売りにして、被リンクを商品にしている業者はまだ存在している、と思いますので、そういった業者に依頼するのは避けましょう。

結論
IPアドレスが分散されているかは特に意識しなくても良い。リンク元と被リンクページとの関連性の方が重要。

SEO効果は?2.アンカーテキストバラエティ

アンカーテキストバラエティとは、被リンクのアンカーテキストが同一ではない(バラエティ豊かな)言葉で構成されているかどうか、ということです。

これも先日の記事で触れています。

自動生成されたリンクの場合、キーワードを不自然に含んだ同一のアンカーテキストが多かったため、ペナルティ対象となったものです。

通常、何らかの参照を行う場合は、タイトルやURLがそのまま使われるケースが多く、その場合はナチュラルであると判断される可能性が高いはずです。

以前は、そのページのキーワードとなる単語を含む形で、被リンクを受けると評価が高まる、という傾向があったため、同一キーワードのアンカーテキストでリンクを量産する業者がいました。

現在は、キーワードを含んでいるかどうかはそれほど重要ではありません。仮にあなたが、リンクを貼る(リンク元になる)場合に考えられることは次のようなケースです。

・あるページから何らかの引用や参照をした場合
・見てもらいたいページやピックアップとして紹介する場合

どちらのパターンもページのタイトルをアンカーテキストにするか、URLを表記することが自然です。

もしくは、参照したいコンテンツをリンクするので、関連性が高いアンカーテキストを用意するはずです。

つまり、ここでもページ内容の関連性が重要になるということです。

結論
不自然な同一のキーワードでの被リンクは、意図的でない限り貼ることも、貼られることもないはずだ。そのため、通常はアンカーテキストバラエティを意識する必要はない。ただし、逆SEOを仕掛けられる場合があるので注意。※これはまた別途

SEO効果は?3.ディープリンク

あるページから、別サイトのトップページ以外の深い階層のページ(ディープページ)に直接リンクが貼られることを言います。

ディープリンクに関しては、一般的に評価が高いとされていましたし、今も効果は高いはずです。

一番の効果は、Googleボットがディープページを回ることを助けてくれること。Googleボットは、そのページの存在を認識して、インデックスすることで初めて評価をします。

そして、Googleボットは評価の高いページほど、頻繁に回遊する傾向があります。

仮に、評価の高いドメインからの被リンクであった場合、そのディープページに行き着く可能性が高くなりますので、同時に高い評価を受けやすくなります。

結論
ディープリンクの概念は今も効果がある。むしろ、トップページに被リンクが集中するよりは、ディープページに被リンクが分散されるように、良質なコンテンツを揃えるべき。

SEO効果は?4.ドメインの運用歴

以前はドメインの運用歴が長い方が、評価が高くなると言われていました。今はそこまで気にしなくても良いはずです。

実際は、ドメインの運用歴よりも、総合的なポテンシャルの方が重要視されます。ここで言うポテンシャルとは、どれだけ良質な被リンクを持っているか、が主です。

また、中古ドメインを購入した方が良いという風潮がありましたが、良し悪しです。中古ドメインを使うということは、仮に悪い評価を持っていた場合、それを引き継ぐ可能性もあるからです。

その中古ドメインが元々評価が高いサイト運用がされていて、かつ、あなたが今後運用するサイトに関連したものであった場合のみ、適用してください。

結論
ドメインの運用歴はあまり考慮にいれる必要はない。むしろ手垢がついてないドメインを長く、信頼が集まるような運用を心掛けた方が良い。

SEO効果は?5.リンクエイジ

被リンクが貼られて、どれ位の期間が経っているかという指標のことです。

WebmasterWorldのフォーラム管理者のtedsterは、検証して確認したわけではないけれど、Googleが申請した特許と自身の経験から次のような4つの可能性が考えられるとスレッドを立てています。

1.月日が経過してバックリンクが同じ場所にとどまり続けると、順位の上昇を多少もたらす。変動せず安定していることが判明すればトラスト(信頼)が増すから。
2.リンク元のページが公開されてから時間が過ぎて、誰も見なくなり、更新もなく、新たなリンクが張られることもなくなった場合、そのページから張られたリンクは次第に評価を失っていく。
3.“freshness(新しさ、新鮮さ)”が問題になる状況では、発見された時に最新のリンクであるということが非常に効力を持つ。
4.(経過時間には直接関係なく)リンク元のページの評価が上下したとき、つまりリンク元のページの被リンクの数が変わったときにリンクの価値が変化する。

参照:
海外SEO情報ブログ「リンクは古いほうが評価が高い?バックリンクの年齢「リンク・エイジ」はランキングに影響するのか

こちらは2011年7月27日時点の記事です。これを読む限り、「場合による」としか言えません。

おおよそ、被リンクページであろうが、リンク元であろうが、どちらも更新もされず、誰からも見られないページであった場合、その評価が一定であるとは考えにくいはずです。

つまり、単純に古いリンクが評価されることはあり得ません。

被リンクは新しい、古いに関わらず、蓄積され続けている状況が重要です。当たり前ですね、蓄積されている期間はずっと評価され続けているわけですから。

結論
継続的に被リンクを受け続け、今でも見続けられるコンテンツに限っては、リンクエイジの概念を適用してもよい。昔に被リンクを付けられたからといって、運用をしていないサイト(ドメイン)の評価が高いままのわけはない。

SEO効果は?6.ワンクッションリンク

ワンクッションリンクとは、あなたのサイト(親)の評価を上げるために、子サイトを作り、子サイトに被リンクさせるための孫サイトを大量につくる一連のリンク行為のことを言います。

WP SEOブログの図がわかりやすいので使わせて頂きます。

ワンクッションリンク

出典:WP SEOブログ「ナチュラルなワンクッションリンクで効果のある被リンクを構築する方法

子サイト、孫サイトという概念さえなければ、このような状況が自然に起こることはあります。ただし、そこで適用される被リンクはナチュラルリンクです。

これを意図的にやろうとする(ナチュラルリンクではない)のがワンクッションリンクです。

あるSEO業者が意図的にやっていた行為は、大量の自動生成ページ(孫)から、子サイトに被リンクを貼り、それを301リダイレクトで親サイトに流すというもの。

301リダイレクトは次で触れますが、簡単に言うと、そのページが持っている価値を遷移先に受け渡すリダイレクト方法のことです。

こうした行為は、2011年頃までは効果が高いものとして行われていましたが、今はやめたほうが良いです。あくまでも被リンクはナチュラルでなければ意味がありません。

参考:
良質な被リンク獲得に必要な7つの基本施策とナチュラルリンクの特徴

ちなみに、WP SEOブログさんのサイトに書いてある、ナチュラルなワンクッションリンクというのは、結果的にワンクッションリンクになった状態のことですね。どちらかというと、サテライトサイトを上手に運用する、といった感じでしょうか。

結論

子が集める被リンクがナチュラルリンクでない限り、そもそも意味が無い行為。過剰な被リンクはペナルティの対象になるため、やってはいけない。

SEO効果は?7.301リダイレクト

301リダイレクトとは、元々サイトの移行やドメインの変更時に、変更前のURLから変更後のURLへ、ユーザーを転送するための方法を言います。

そして、301リダイレクトを使うと、そのページが持っている価値を(ある程度)遷移先に受け渡すことができます。「そのページはもう無いよ、あなたが見たいのはこっちにあるんだよ」という意味での遷移ですから。

SEO業者の間では、質の低いページを大量に集めて、あるページに301リダイレクトさせることで、そのページの価値を高めようとする行為などで使われました。

301リダイレクトの使われ方
1.内部の質の低い大量のコンテンツから、同ドメインのトップページに301リダイレクトする
2.質の低い外部ドメインから、当該ドメインに301リダイレクトする

では、具体的に見ていきましょう。

1)内部の質の低いコンテンツから、同ドメインのトップページに301リダイレクトする

単純に内部リンクにより、評価を高めることが目的の301リダイレクトは、もう通用しません。それどころか、無意味に404エラーを増やしてしまいます。

大量のリダイレクトが行われている場合、404(未検出)エラーとして処理するか、または「ソフト404(404ページが表示されているが、実際には404ではなく200を返す)」としてしか処理しない可能性があるという

参照:
Web担当者Forum「301リダイレクトとは/リダイレクトはSEOには諸刃の剣――301/302のサイトを活かす使い方・殺す使い方

2)質の低い外部ドメインから、当該ドメインに301リダイレクトする

ワンクッションリンクの原型とも言えるこのやり方は、下図のように扱われることになります。

301リダイレクト
参照:
Web担当者Forum「301リダイレクトとは/リダイレクトはSEOには諸刃の剣――301/302のサイトを活かす使い方・殺す使い方

つまり、質の低いリンクをいくら集めても評価にはならず、むしろ逆効果になる場合があります。


結論
本来の301リダイレクトの意味を取り違えた、SEOのための301リダイレクトは、内部的にも外部的にもやらない方が良い。

SEO効果は?8.サテライトサイト

サテライトサイトとは、

自社が提供する商品やサービスに関わる情報提供や、コミュニティサイトなど、自社の見込み客にとって有益なサテライトサイトを複数持つことで、自社サイトだけではとらえきれない見込み客のアクセスを獲得する効果がある。

サテライトサイト

参照:
インターネット広告用語辞典OKURA「サテライトサイト

これを悪用すると、大量のコピーサイトやコピーページを作成して被リンクなどに使う、ということになります。

図が一番わかり易いと思いますが、それぞれのサイトがちゃんとした意味を持って運営されています。もちろん手間をかけて、コンテンツが作成されていることも想像できます。

ここまで作りこむと、サテライトではなく主サイトと言っても良いと思いますので、サテライトサイトのボーダーが難しいところではありますが。

もちろん、スタッフブログも有効なサテライトサイトと言えるでしょう。

結論
それぞれのサテライトサイトが意味を持って運用されている場合は大いにSEOの助けになる。重要な事は、関連性が高いことと良質なコンテンツを持っていること

単純なSEOテクニックに頼るのはやめよう

以前のSEO界隈のことを知らない方にとっては、新鮮だったかもしれません。以前は様々な方法を駆使して、ページやドメインのオーソリティを高めようと、SEO業者が頑張っていました。

もちろん当時からギリギリ(アウト)の手法もありましたし、商売であれば当然と思われる手法もありました。

そんな手法も、今行うとGoogleからペナルティを受ける可能性が高いものが非常に増えてしまいました。

もちろん、まだ色々な形でイタチごっこは続くと思いますし、全てのSEOテクニックがすぐに使えなくなることはないと思います。

ただし、Googleは、突然施策を施します。その時目も当てられない状況にならないように、みなさんはテクニックを駆使したSEOは今のうちにやめておきましょう。

他にも以前のSEO対策(今はスパム扱い)を知りたい方はこちらからどうぞ。

参考:
懐かしいけど絶対にやってはいけないSEOスパム29テクニック

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