懐かしいけど絶対にやってはいけないSEOスパム29テクニック

読了目安:[8 分

検索エンジンを騙すSEOスパムテクニックとは

日本でSEO対策が始まって10年以上になります。

その間に生まれたSEO対策は、今では殆どがSEOスパムと呼んでしまって良いものばかりです。

そもそもSEOスパムと言っても、全てが検索エンジン(ほぼGoogle)のペナルティにつながるわけではありません。

SEOスパムと総称して呼んでいますが、

・今行っても全く意味がなくなってしまっただけ
・検索順位が大幅に下がる可能性があるペナルティ
・Googleのインデックスから外れてしまうペナルティ
・相手に迷惑をかける文字通りのスパム行為

このように分かれています。

これらのSEOスパムは、これからSEOを知りたい人にとって、知っておいて損はないでしょう。

それでは、懐かしいものも含めたSEOスパムの29テクニックをご紹介します。

SEOスパム1.背景色と同色フォントでのキーワードを埋め込み

意味のない行為←文字反転で文字が出ます。
※スマホだと見えないかもしれません


この行為はSEOにプラスの影響を与えないことは明らかですが、ペナルティになるかどうかはわかりません。そもそもキーワードの羅列が目的の行為ですので、コンテンツの質を下げることは明らかです。

SEOスパム2.目に見えないフォントサイズでキーワードを記述

意味のない行為←本来はこれ以下の小さい文字で記載。


上記と全く同様です。SEOにプラスの影響を与えないことは明らかですが、ペナルティになるかどうかはわかりません。

SEOスパム3.CSSで画面外にキーワードを記述

x軸やy軸をマイナスにして、画面外にキーワードを記載する行為です。こちらもペナルティになるかはわかりませんが、意味のない行為です。

SEOスパム4.ミラーリング

重複コンテンツをたくさん生成することでキーワードを増やして、検索エンジンの評価をあげようという行為です。

大量の重複コンテンツは、パンダアップデートに引っかかります。明らかにコンテンツの質を下げますのでペナルティになる畏れがあります。やめておきましょう。

SEOスパム5.非フレームページにnoframesタグを使用

noframeは本来フレームを使用したWebサイトに、フレーム非対応のブラウザでアクセスされた場合に、フレーム非対応であることなどを表示させるためのタグです。

ここにキーワードやリンクを埋め込みます。ペナルティと判断されるかはわかりませんが、SEOには意味が無い行為です。

SEOスパム6.クローキング

クローキングとは、IPアドレスやユーザーエージェント(ブラウザ情報)のコントロールにより、検索エンジンのボットと訪問者に別々のページを見せる行為です。

これによって、ユーザーにはデザイン性のあるきれいなページを見せておき、裏ではキーワードがびっしり詰まったあテキストをボットに読み込ませるということができます。

これはペナルティを受けると思います。

SEOスパム7.ワードサラダ

ワードサラダとは、キーワードをごちゃまぜにして、それっぽい文章を自動生成し、いかにも自然っぽいコンテンツをつくることを言います。そして、そこからリンクを飛ばすなどの活用を行います。

一見文章っぽくなっているので、キーワードの羅列ではないですよ、ということを検索エンジンにアピールするために生まれたテクニックなのですが、このページから被リンクさせるとペンギンアップデートに引っかかります。

ちなみに、以下のような訳の分からない文章が自動生成、自動リンクされています。

例)2014年8月1日、SEOが病院にスケートで通勤する際に、生命保険が適用されます。

SEOスパム8.リンクテーブル

見えないframeを作り、そこにキーワードやリンクを入れ込む行為です。こちらはペナルティを受ける可能性があります。

SEOスパム9.大量の相互リンク

SEO目的による相互リンクは、コンテンツ同士の関連性がない場合がほとんどです。以前は、リンクファーム(相互リンクサイトのようなもの)もありましたが、今これを行うこと自体がペナルティを受ける恐れがあります。

意外と知られていませんが、相互リンクを目的としたコンテンツ(ページ)があることも、Googleのガイドライン違反です。

関連性の低いコンテンツからのリンクは拒否し、発リンクも控えるなどの行為にあまり神経質になる必要はありませんが、不自然に見える積極的な相互リンクは控えましょう。

SEOスパム10.noscriptスパム

noscriptとは、Javascript非対応のブラウザでアクセスされた場合に、Javascript非対応であることを表示させるためのタグです。

通常は、noscriptで書かれた箇所はディスプレイ上に表示されませんので、ここにキーワードやリンクなどを書き込みます。これはペナルティを受けてもおかしくないと思います。

SEOスパム11.meta keywordsスパム

meta keywordsに大量のキーワードを入れ込む行為です。

meta keywordsにキーワードを入れること自体がSEOに意味が無い行為だと言われていますが、やらない方が良いと思います。

SEOスパム12.meta descriptionスパム

meta descriptionに大量のキーワードを入れ込む行為です。meta descriptionは意味がないと言われていますが、それはSEOに対してです。

ユーザビリティには意味がありますので、キーワードなどで埋めてしまうもったいない行為はやめてください。

SEOスパム13.titleタグスパム

titleタグに大量のキーワードを入れる行為です。

titleタグのキーワード挿入は、SEOには必要な行為ですが、キーワードの羅列は意味がない上に、ユーザービリティを著しく下げ、クリックされなくなってしまうので、やめましょう。

また、コンテンツに関係がないタイトルを付けることで、Googleの評価は下がります。

SEOスパム14.altタグスパム

altタグに大量のキーワードを入れる行為です。

altタグにはコンテンツの流れに沿ったキーワードを適切にいれこむことで、SEO的にも、ユーザビリティ的にも意味のある行為です。

キーワードの詰め込み行為がペナルティになることはないと思いますが、コンテンツの質を落として評価を下げる可能性があるので、やめておきましょう。

SEOスパム15.キーワードスタッフィング

コンテンツ内に不自然なほど多くのキーワードを混在させる行為のことを言います。これも当時すぐに意味がなくなり、代わりに、キーワード量はページあたりで5%前後が好ましいという都市伝説(?)が生まれました。

現在は(一応)、キーワード量は関係がないことになっていますが、不自然な文章はユーザビリティを大きく下げることになります。

SEOスパム16.ドアウェイページ

あるキーワードで検索をさせ、内容が全く違うコンテンツに誘導するために作られたページのことです。

これはガイドラインに違反するため、ペナルティを受けます。

SEOスパム17.リダイレクトドメイン

あるドメインのページを用意し、クリックすると、metaタグのrefreshで別ページに飛ばす方法です。これもガイドライン違反です。

SEOスパム18.コメントスパム

他人のブログや掲示板に、自サイトへの被リンクを大量に貼り付ける行為です。過剰な被リンクや意味のない文章などはペナルティ対象になります。

逆SEOとして使われることもありますので、被リンクを受けたサイトは、リンクを否認する必要があります。
明日被害者になるかも…逆SEOの6つの方法

SEOスパム19.トラックバックスパム

若い方はあまり馴染みがないかもしれませんが、以前はブログ同士がトラックバックを送り合うことが普通でした。

トラックバック機能を利用し、大量にトラックバックを送ることで広告として活用する方法をトラックバックスパムと呼びます。

ペナルティを受けるかはわかりませんが、見た目も良くないですし、ユーザーからの評価は確実に落ちます。

SEOスパム20.リンクベイト

これをスパムとみなすかどうかは難しいことですが、インフルエンサーを釣るためのコンテンツ構築を行い、リンクをさせようとする行為のことを言います。

過剰な行為はスパム行為というよりも、迷惑行為になるかもしれません。

例)影響力がある◯◯◯というサイトのコンテンツに絞って、引用コンテンツを作りまくる

SEOスパム21.ボウリング

逆SEOの手法の1つですが、関連性のない怪しいコンテンツ(アダルトサイトやスパムサイト)から、特定コンテンツの評価を下げるために、外部リンクを貼りまくる行為のことです。

厄介なことに、ボウリングをされたサイトはペナルティを受けてしまうかもしれません。

被リンクされたコンテンツは早めにリンク否認ツールを使って、リンク拒否をした方が良いでしょう。相手はペナルティを受けるなどはどうでも良いはずなので。

SEOスパム22.被リンク売買

ドメイン分散やIPアドレス分散などは、全く関係ありません。被リンクの売買行為自体がスパム行為とみなされます。

ひどい場合はインデックス削除というペナルティを受けますので、やめておきましょう。

SEOスパム23.有料リンク

上記と同様ですが、Googleは、有料リンクははっきりと評価が下がるという見解を示しています。以下のどちらもしていないリンクを販売すると有料リンクになります。

・リンクにnofollowを付ける
・リンク先のURLをリダイレクト(転送)用のURLにして、そのリダイレクトページを検索エンジンがインデックスしないようにrobots.txtで指定する

特定のリンクに対して rel=”nofollow” を使用する – ウェブマスター ツール ヘルプ
rel=”nofollow”の使い方は、こちらを参考にしてください。

ナチュラルにバナー広告を貼る場合も、有料リンクとなりますので、nofollowを付けるようにしましょう。相手もペナルティを受けるかもしれません。

SEOスパム24.スクレイピング

他人のサイトコンテンツを第三者が無断でコピーすることをスクレイピングと呼びます。重複コンテンツは、例え他人のサイトであってもペナルティの対象になるのでやめて下さい。

厄介なことにスクレイピングは、どちらがオリジナルであるか、判断が曖昧な場合があります。その場合は、オリジナルコンテンツがペナルティを受けることもあります。

根気強くコンテンツを監視するか、オーサー情報を記載するなどして対応するようにしましょう。

SEOスパム25.スプログ

スプログは現在でも時々見かけますが、大量にブログアカウントなどを発行し、ユーザーをリンクで回遊させまくる行為のことを言います。

コンテンツのコピーとリンクの回遊により、目的に辿り着くまでに(たどり着かない場合も)広告をクリックさせることが目的です。

もちろんペナルティを受けますが、スプログをやっている人は承知でやっているんでしょうね。

SEOスパム26.リンクファーム

複数のサイト間で(集団運営のサイト含む)、協力して大量にリンクを貼り合う行為のことです。リンクを大量に生成していることから、リンクの農場、リンクファームと呼びます。

相互リンクを集団で行う行為ですので、もちろんペナルティの対象です。

SEOスパム27.アンカーテキストペナルティ

アンカーテキストを不自然に統一させたり、関連性のあるような文字列で統一させ、あるコンテンツに対してページランクを送るために行う行為のことです。

ガイドライン違反ですので、過剰であるとみなされればペナルティ対象です。

SEOスパム28.サイトワイドリンク

メニューやヘッダー、フッターなどどのページにも必ずあるテンプレート化された部分に大量のリンクを仕込む行為のことを言います。

これは意図せずにやってしまう可能性があります。テンプレート部分にリンクを貼る場合は相手に迷惑をかけるかもしれませんので、十分注意して行ってください。

とは言え、数十ページのサイトでは全く問題にならないと思います。

SEOスパム29.ワンクッションリンク

ワンクッションリンクとは、あなたのサイト(親)の評価を上げるために、子サイトを作り、子サイトに被リンクさせるための孫サイトを大量につくる一連のリンク行為のことを言います。

これは、こちらで取り上げた行為です。絵付きですので詳しくはこちらをご覧ください。
昔のSEO対策は今でも有効?無効?ペナルティ…?8施策を解説

SEOスパムでペナルティを受けるとは限らないが…

世の中には大量のWEBサイトがあり、大量のコンテンツがあります。

そのため、狙って上位表示をさせることは非常に労力が必要です。

今後も検索エンジンで上位表示をさせるための難易度は上がっていくでしょう。

検索上位表示に苦しんでいる方は、

「前はこの方法で上位表示されていたんだけどなぁ…」

と考えたりもするでしょう。

今回取り上げたSEOスパムテクニックは、場合によっては、リンクが繋がっている外部サイトに迷惑をかける可能性があります。

意味がないだけのSEOスパムでも、一応やめておきましょう。

試したいなら実験用サイト作ってやってくださいね。

この記事が参考になりましたら、Facebookページヘのいいね!もお願いします。