SEO効果が高い!近接度や順番などキーワードの使い方のルール

SEOに効果があるページ内のキーワードの使い方

SEOに効果があるキーワードの使い方

コンテンツに設定したキーワードは、ある程度文章に散りばめた方が、検索結果に良い影響を与えます。つまり、キーワードの出現率をある程度意識した方が良いです。

ページ内のキーワードの使い方には、キーワード出現率だけではなく、他にも意識した方が良いことがいくつかあります。

どれもちょっとしたことですが、意識するだけでSEO対策になるため覚えておきましょう。

今回のテーマ
今回は、SEOに効果があるページ内のキーワードの使い方について、次の内容をお話します。

  • 複数のキーワードは近い方が重要だとみなされる
  • キーワードはページの前半に配置した方が良い
  • キーワードの前後の順番は気にしなくても良い
  • ページ内のキーワードの使い方とユーザビリティ

それでは早速見ていきましょう。

複数のキーワードは近い方が重要だとみなされる

キーワードの出現率とともに意識したいのは、複数のキーワードや関連ワード(共起語)の物理的な近さです。これを「キーワード近接度」と言います。

Keywords in Close Proximity
The closeness of words to one another implies association. To anyone that’s ever wielded the English language, this won’t come as a surprise. One paragraph about your SEO work in Chicago will thus do more to rank for “Chicago SEO” than two paragraphs, with one about SEO and one about Chicago.

Google Ranking Factors: 273 Facts & Myths (2019) | Northcutt

Northcuttの「Google Ranking Factors」によると、複数のキーワードや関連ワードは、近くにあるほど重要だとみなされます。

たとえば、以下のタイトルを見ると、「SEO」と「対策」、「SEM」と「対策」、「SEA」と「対策」よりも、「SXO」と「対策」の方が、キーワード同士の関係性が強いことがわかりますね。

そのため、コンテンツ内でも「SXO」と「対策」を近い位置に置き、キーワード近接度を高めると「SXO 対策」と検索されたときに上位表示されやすくなります。

ページ内のキーワード-SXO-対策

キーワードはページの前半に配置した方が良い

以前、titleタグとhタグの話で、検索キーワードは前半に配置した方が良いという話をしました。

同様に、コンテンツ全体でも同じことが言えます。つまり、ページの前半にキーワードを配置したコンテンツを作った方が、そのキーワードが重要だと判断されやすくなります。

仮にコンテンツを「序論」「本論」「結論」の三段構成で書く場合、序論にキーワードを含めた「疑問の投げかけ」や「コンテンツの概要」または「結果」を書くと良いでしょう。

以下は、序論の最後の部分で、このコンテンツが何について書かれているかをまとめた文章の事例です。

前半でのSEO-SEM-SXOの出現

キーワードの前後の順番は気にしなくても良い

2語以上のキーワードの組み合わせで、前後の順番を入れ替えると、検索結果が違う場合があることを知っていますか。

以下は、「検索エンジン 作り方」「作り方 検索エンジン」で検索した結果です。

検索結果-検索エンジン 作り方 検索結果-作り方 検索エンジン

キーワードの順番の違いにどう対応すれば良いかというと……、とくに対応の必要はありません。キーワードの順番による検索結果の違いは、コントロールできません。

そのため、複数のキーワードをある程度近い位置に配置すれば、順番が前後するキーワードの組み合わせもある程度考慮されるはずです。

ページ内のキーワードの使い方とユーザビリティ

キーワード出現率を含めて、SEOに効果があるページ内のキーワードの使い方をまとめておきます。

ページ内のキーワードの扱い方のポイント
  • キーワード出現率は低いよりも高い方が自然
  • 複数のキーワードは近い方が重要と判断される
  • キーワードはページの前半に配置した方が良い
  • 複数キーワードの前後の順番は意識しなくても良い

キーワードの使い方は上記通りですが、これらはページのタイトル(titleタグ)、見出し(hタグ)だけでなく、画像の説明(altタグ)やアンカーテキスト(aタグ)でも同様です。

キーワードの使い方・配置のポイントは、SEOテクニックのように感じるかもしれません。ただ、以下のように理論的にユーザビリティの観点で考えることもできます。

  • ページのコンセプトを説明するキーワードは、出現率が多くなることが当たり前。少ないとページのコンセプトがわかりにくくなる。
  • 複数の重要なキーワードや共起語がある場合、そのキーワード同士が近くにないと関連性が見えにくい。近くにある方が文章としては自然になる。
  • 結論など大切なことは最初に言う。キーワードを使って、ページの内容を最初にユーザーに理解してもらった方が読み進めてもらえる。
  • 大切なキーワードは、たとえ順番が前後しても意味は通じる。

このようにユーザビリティの観点で理解して、ページ内のキーワードの使い方のポイントを覚えておけば、確実に上位表示をプラスになる文章を書けるはずです。

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