ブログ記事の最適な文字数は?2000-3000文字を推奨する5つの理由

ブログ記事は何文字が最適

ブログ記事の文字数は何文字が妥当?

ブログやオウンドメディアで公開する記事(コンテンツ)の妥当な文字数は何文字だと思いますか。

時間をかけて書いた記事には思い入れがあります。そのため、ユーザーに読んでもらうなら、以下のように思うはずです。

・集中して読んで欲しい
・インパクトを残したい
・ブックマークして欲しい
・SNSで拡散して欲しい

私はこの目的を叶える記事を書くために、文字数を2000-3000文字前後にすることを推奨しています。

そこで今回は、ブログなどの記事の文字数は何文字が妥当なのか、なぜ私が2000-3000文字前後を推奨するのかを説明していきます。

人が読みやすい文字数は何文字くらいか?

人には読みやすい文字数があります。

Cakesの加藤貞顕氏が述べていて、やっぱりそうだよなあ、と、あらためて思ったのが、ウェブで読む上で適している一つの記事の限界は「最大で2000字」というもの。「3分で読める分量で十分」。この量はYouTubeの視聴時間を参考にしているそうで、最近、視聴時間は1分になっているのだとか。

2000字と3分…ウェブ媒体記事の適切文字量…の呪い : アゴラ – ライブドアブログ

上記引用内での推奨は2000文字以内、3分程度という意見です。集中できる環境 or 読み飛ばしができる記事であれば「2000文字で3分」だそうで、これは納得です。

この手の話題で妥当な文字数の定義は、500-2000文字と様々な意見があります。その根拠も、SEOや読みやすさの観点など、いろいろと理由付けがされています。

さて、納得している割には、私が推奨するのは2000-3000文字前後。確かに他のメディアに比べて、このメディアの文字数は多めだと認識はしていますが、これを推奨する明確な理由が5つあります。

2000-3000文字を推奨する5つの理由
1.インパクトを与え必要だと感じさせるため
2.オリジナリティが出やすいため
3.ロングテールSEOに効果的なため
4.SNSでアクションをされやすいため
5.人の集中力持続時間を考慮しているため

ブログ記事に2000-3000文字を推奨する理由

インパクトを与え必要だと感じさせるため

ユーザーにとって検索エンジンを使う理由は、何らかの答えを探しているからです。そのため、ユーザーは記事のファーストインプレッションで、自分が行った検索に対する回答がありそうかを判断しています。

「日本で3番目に高い山」と検索をした時の回答は「奥穂高岳」なのですが、「日本で3番目に高い山は奥穂高岳です。」と一行の回答だけが書いてあるWEBページは見たことがありません。

必ずその周辺情報があり、1つのコンテンツとして成立しています。

もしユーザーが他に何か必要な情報はないかと考えた場合、情報量が多いほど必要性を感じてくれますし、インパクトを与えることが可能です。

インパクトを与えることで記憶に残れば、何かのきっかけで同じWEBサイトを訪れた時に購読者になってもらえる可能性が高まります。

オリジナリティが出しやすいため

下のデータは2008年時点と少し古いのですが、日本国内には1690万のブログがあり、13億の記事が存在します。もちろん今はもっと多いはずです。

サーチーズ:ブログ総数表2008年

世の中にこれだけの記事があれば、普通のことを書けば内容がダブりやすくなります。ユーザーが見た記事が、以前見た内容に似通っていれば、必要性は薄れインパクトを残しづらくなるでしょう。

また、SEO(パンダアップデート)の観点では、記事にオリジナリティがある方が評価は高くなります。ある程度のオリジナリティを出すためには、文字数を増やして情報量を多くすることで担保できます。パンダアップデートに関しては以下をご参考に。

ロングテールSEOに効果的なため

ロングテールSEOは以前に話したので、以下を参照してください。

コンテンツが検索上位表示される2つの基準
1.Googleが規定したパンダアップデートによるコンテンツ全体のルール
2.そのコンテンツ自体がユーザーに評価されているか

ある程度の文章量があればロングテールSEOで検索される可能性が高まり、ユーザーに記事を見てもらえるようになります。そこでようやく、被リンクなどを獲得でき、ユーザーから評価を獲得できます。

SNSでアクションをされやすいため

いいね!やツイートなど、SNSでアクションをされるためには、記事の質が高くなければいけません。

記事の質は前述した通り、インパクトやオリジナリティで担保され、インパクトやオリジナリティはある程度の情報量で担保することができます。

「へぇ、すごい。」などと感心したり、「後で見たい!誰かに教えたい!」と思われないと、SNSでアクションはされません。

極端な話、「日本で3番目に高い山は奥穂高岳です。」とだけ書かれた記事では共感もされませんし、参考にしたいとも思わないでしょう。

人の集中力持続時間を考慮しているため

諸説ありますが、人の集中力が持続する時間は最長で10-15分、最短で3分程度と言われています。つまり、3分-10分程度で読める記事を作ることが理想と言えます。

では、3分-10分で読める文字量はどれ位なのでしょうか。

小説などの文芸作品における日本人の平均読了文字数は400-600文字/分と言われていますが、本を読み慣れている人であれば、1000文字以上/分、難関大学に合格する人であれば1500文字以上/分だそうです。

「わかること!」のユーザー層をYahoo!アクセス解析のデータから考慮したところ、ネットリテラシーが中級程度の30-40代がもっとも多いという結果が出ています。

男女の差に大きな特徴はありませんが、年齢層としては30代、40代、20代の順に構成されていて、ネットリテラシーも中級者が多くを占めていることがわかります。

更に、小説などに比べれば、読みやすい言い回しを使い、文章表現も簡単ですので読みやすいはずです。

つまり、文章をある程度読んできている年齢層で、ネットにもある程度知見がある方たちが、忙しい時間で早く読めるであろう想定が800文字/分ということになります。

というわけで、通常は500文字を1分の読了時間として設定しますが、「わかること!」では800文字を1分の読了時間として設定しています。つまり、3分で読める文字数は2400文字です。

また、記事に含まれる引用やリンクに使う文字数などを考慮して、10-20%程度差し引いて考えると、全体で3000文字前後が妥当となります。

他のブログやオウンドメディアも見てみるとわかりますが、引用やリンクに使う文字数はあなたが思っているよりも多いはずです。

文章は読みやすくなければ意味がない

上記の理由で、人を惹きつけるための情報量と読みやすい時間を考慮にいれて、2000-3000文字が最適ではないかと思います。

もちろん、1000文字で収まる文章を難しい言い回しで2000文字に増やしても、読み手には意図が伝わりにくくなります。

また、必要な情報を伝えるために5000文字以上になってしまう文章を無理やり3000文字以内に抑えても、価値がある情報とは感じてくれないでしょう。

私が取り扱っている情報は、主に「推察や考察」「データやグラフ」「ノウハウやHow-to」で、なるべくこれらにオリジナリティを加えて発信するようにしています。

言い回しが複雑になってしまう場合は文章を削り、なるべく簡単に読めるようにしています(それでも、3000文字を超えることは多々ありますが……)。

今回のお話は、みなさんが運営するブログやオウンドメディアの価値を確実に変えてくれるはずです。多くのユーザーに見てもらい、価値を感じてもらうために、ぜひ参考にしてください。