Googleが定める良質なコンテンツを作るにはどうすれば良いか

読了目安:[6 分
最近のSEO、Google検索の上位表示には「良質なコンテンツ」であることが求められています。

しかし、Googleが定める良質なコンテンツの定義を認識していない方がまだいるようなので、改めて解説をしたいと思います。

その前に、まずコンテンツの意味からご説明します。

そもそもコンテンツとは

コンテンツとは「内容」「中身」「創作物」のことを指しており、明確な定義はありません。

デジタルコンテンツと言えば、パソコンやスマホの壁紙、アプリ、WEBシステムなどのことを指しますし、映像コンテンツと言えば、映画や動画などのことを指したりします。

また、商用コンテンツといえば、それらが商業に結びつく媒体や創作物全てのことを指したりします。

重要な事は、コンテンツがそれを求めている人にとって目的とされなければいけないことです。そして、そのためにはコンテンツに一定の価値が必要になります。

Googleが定める良質なコンテンツとは

Googleが提供しているコンテンツは、検索であり、その先にあるWEBサイトへの導線です。

Googleのビジネスモデルは、検索を使うユーザーの一部が広告をクリックすることで広告主から収益を得る、というもの。

もちろんGoogle検索を使うユーザーが多ければ多いほど収益は上がります。

Googleは、Google検索を多くのユーザーに使ってもらいたいですし、そのためには良いコンテンツを提供したいと思うはずです。

コンテンツの1つである検索は、表示されるスピードや見やすさ、現在あるWEBサイトの中から検索キーワードによって選別する正確性などが、Googleの企業努力によって担保されています。

ところが、もう1つの要素である検索された時に表示されるWEBサイトは、Googleの企業努力だけでは内容を担保することができません。

もし私が何かを検索をした時に、表示されるWEBサイトが毎回自分の求めている情報よりも価値が低いと思えば、そもそもGoogleを使わなくなるでしょう。

つまりGoogleが定める「良質なコンテンツ」とは、ユーザーに有益な情報が書いてあるWEBサイトやページのことであり、テクニック的なSEO等何らかの恣意的な思いが入ったコンテンツではありません。

良質なコンテンツとは
ユーザーに有益な情報が書いてあるWEBサイトやページのことなのです。

Googleウェブマスター向け公式ブログ「良質なサイトをつくるためのアドバイス」

以下は、2012年9月7日にGoogle ウェブマスター向け 公式ブログで公開された記事内容です。

あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
コンテンツはきちんと品質管理されているか?
この記事は物事の両面をとらえているか?
このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
 コンテンツが外注などにより量産されている
 多くのサイトにコンテンツが分散されている
記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

参考:
Google ウェブマスター向け 公式ブログ「良質なサイトをつくるためのアドバイス

Googleは良質なコンテンツの定義を以上のように設け、これらがGoogle検索エンジンにおいて、上位表示するために大切なことだと定義しています。

この中でいくつかをピックアップして、読み解いていきましょう。

1)サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?

内容のコピーはダメということでしょうが、図らずもコンテンツが似てしまうこともあるでしょう。

記事が書かれている時期やそのサイト全体の評価、ソーシャルによる評価等によっても判断が分かれますが、「オリジナリティがある=独自性がある=ライバルが少ない」の等式は成り立ちやすいはずです。

2)この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?

何を持ってスペルミス、文法ミスとするかは難しいところです。

ただ、検索キーワードに文法ミスやスペルミスがあれば、拾われにくいコンテンツになることは間違いありません。

例)Googleとは → Guugluとは

事実に関する誤りというのも、判断基準が難しいところ。

わざと事実と異なるショッキングな内容にして、ユーザーに反応をうながすコンテンツはたまに見かけますが、事実でないことがわかってしまえば、ユーザーはすぐに離れていきます。

ただし今のところ事実でないコンテンツを提供しても、そのコンテンツに多くのソーシャルアクションや被リンクが付けば、一時的にコンテンツの品質が高まります。

この内容を実現するためには、コンテンツの質以外に、コンテンツの信ぴょう性を担保するアルゴリズムを組み込む必要があります。

うーん、オーサーランク…かな?

3)この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?

オリジナリティがある記事がGoogleのアルゴリズムに好まれることはみなさんご存知のとおり。レポート、研究、分析というと難しい感じを受けますが、これは単なる言い回しの問題。

独自の情報を盛り込んだコンテンツであれば、Googleとしても他と区別をしやすいはずです。

他とは異なる情報を1つの価値基準にしていると考えてよいでしょう。

4)次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?

このタイトルにかかる項目を1つずつ見ていきます。

コンテンツが外注などにより量産されている

暗にコンテンツの質が低くなることに注意を促しているように感じます。コンテンツを量産することで、以下が起こりやすくなります。

・文章量が少なくなる
・単語や語彙が乏しくなる
・他サイトの焼き直しになる

多くのサイトにコンテンツが分散されている

単純なコピペサイトへの警鐘だと思います。

5)記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?

コンテンツの質はコンテンツ公開後もあげていくことができますが、何度も推敲してから最初の公開を行った方が良いでしょう。

急いで雑に作られたコンテンツを公開してしまうと、Googleから低評価を受ける可能性があります。

6)ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?

ブックマークやソーシャルアクションをされるのは、コンテンツに対する共感や感心や驚きなどです。

一定以上の共感と驚きを提供することができれば、より人の目に触れることになり、被リンクにつながります。

ソーシャルプラグイン

参考:
最新Google検索結果のタイトル表示ルール、押さえないとやばいよ

被リンクやソーシャルでの拡散が起きるということは良質なコンテンツだと言えます。

7)記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?

これも量に対する閾値があるわけではないですが、ユーザーにとって求めている情報以外はノイズでしかありません。

仮に広告を設置するとしても、わざと広告リンクを押させるような旧態然としたアフィリエイトは避けるべきでしょう。

被リンクやソーシャルアクションを獲得できないことにつながります。

Googleが定める良質なコンテンツと私たちが検索で求めるコンテンツは同じ

Googleが定める良質なコンテンツの定義と私たちユーザーの多くが普段検索に求めるコンテンツの定義は同じだということがわかると思います。

ただし、人間が読んだ時に感じる「良質なコンテンツ」とコンピューターが判断する「良質なコンテンツ」は同じにはなり得ません。

今現在、Googleが定めている「良質なコンテンツ」は、あくまでもアルゴリズムに則って、コンテンツの良し悪しを決めているに過ぎません。

だからと言って私たちコンテンツ作成者は、コンピューターが判断する「良質なコンテンツ」を作りあげようとする必要はありません。

ユーザーとコンピューターの判断を近づける要素がちゃんと存在するからです。

加味される要素は外部環境である被リンクであり、ソーシャルアクションであり、より正確なパーソナライズであり、また、将来的にはオーサーランクだったりします。

もし良質なコンテンツを作成したいのであれば、Googleが定める良質なコンテンツを意識しつつ、あなたが見た時に面白いと思えるコンテンツを作成しましょう。それがコンテンツ・マーケティングにもなります。

あとは、そのコンテンツを見たユーザーが、コンテンツに要素を追加してくれるはずですから。

この記事が参考になりましたら、Facebookページヘのいいね!もお願いします。

この記事を見た人はこんな記事も見ています!