WEBページ、コンテンツ、記事は意味が違う?使い方は?

ページと記事とコンテンツの違い

WEBサイトを構成する要素

WEBサイトとは、「yahoo.co.jp」「google.com」など、1つのドメイン下で扱われる複数のWEBページの集合体のことです。

日本ではWEBサイトを「ホームページ」と呼びますが、一般的にはWEBサイトが正式な呼び方です。WEBサイトを図にすると、以下の構造をしています。

WEBサイトの構造

ところで、WEBサイトの作成方法やSEO対策などの情報を漁っていると、しばしば「コンテンツ」「記事」という単語を目にします。

何となく、ページとコンテンツと記事は、同じものを指すことはわかりますが、なぜ呼び方が違うのでしょうか。意味や使い方に違いがあるのでしょうか。

今回のテーマ
今回は、WEBページ、コンテンツ、記事の意味の違いを知りたい人のために、次の内容をお話します。

  • WEBページ、コンテンツ、記事の特徴
  • 使い分けた方が良いのか

それでは早速見ていきましょう。

WEBページとは

ページ(page)とは、もともとは本を構成する1枚の紙の片面のことで、その片面を表す単位です。

このページがWEB上にある場合は、「WEBページ」と呼びます。WEBページを単に「ページ」と呼ぶこともありますね。

紙のページとWEBページの違い

紙のページとWEBページの大きな違いは、情報の記載量です。

紙のページは本として成型されるため、決まったサイズの中で情報を記載しなければいけません。一方、WEBページは大きさを整える成形の必要がないため、1ページあたりの情報量が決まっていません。

WEBページの構成要素

以下はWEBページの見た目の例ですが、この中でヘッダー、右カラム、フッターは共通部分で、左カラムは内容が変わります。

WEBページの構成要素

WEBページの1ページとは単位のことなので、これらヘッダー要素、カラム要素(左カラム、右カラム)、フッター要素すべてが含まれています。

コンテンツとは

コンテンツ(contents)とは、「内容」「中身」「創作物」のことを指していて、それ自体に明確な定義はありません。

たとえば、デジタルコンテンツと言えば、パソコンやスマホの壁紙、アプリ、WEBシステムなどのことを指しますし、映像コンテンツと言えば、映画や動画などのことを指します。

また、商用コンテンツといえば、それらが商業に結びつく媒体や創作物すべてのことを指し、これが商品やサービスになります。

つまりコンテンツは、ある媒体における内容物、制作物全般を指すものだと思えば良いでしょう。

媒体とコンテンツの事例

媒体とコンテンツの事例
「テレビ」という媒体のコンテンツは「テレビ番組」
「ラジオ」という媒体のコンテンツは「ラジオ番組」
「新聞」という媒体のコンテンツは「新聞記事」
「WEBサイト」という媒体のコンテンツは「WEBページ」

このように考えるとわかりやすいと思います。コンテンツは形が決まっていないため、媒体によってコンテンツの意味合いも変わります。

コンテンツの構成要素

コンテンツは内容を表すため、先ほどの図でいうと、左カラムのことです。通常は、ヘッダー、右カラム、フッターは含みません。

WEBページの構成要素

記事とは

記事(きじ)とは、主に新聞や雑誌において、政治、経済、社会情勢、スポーツなど、さまざまな分野の出来事を「写真」「図」「文章」を使って一つの独立した情報にしたもののことです。

一般的には、事実の伝達やその解説を目的としていて、簡単にまとめられた比較的新しい情報だと認識すれば良いでしょう。

新聞における記事とは

先ほど、「新聞」という媒体のコンテンツは「新聞記事」と言いましたが、上記の記事の概念で考えると、新聞の1紙面(ページ)全体が1つの記事というわけではありません。

新聞の1紙面は、独立した情報(記事)をいくつも並べたコンテンツ群になります。

雑誌における記事とは

一方、雑誌における記事とは、ページで分けられたコンテンツのことで、それらコンテンツが集まって雑誌が構成されています。

新聞の記事が事実だけを簡潔に連ねたコンテンツであることに対し、雑誌の記事は特定のカテゴリを特集したり、事実に対する所感や多角的な考察を交えることで読み物として仕上げられています。

WEBサイトにおける記事とは

WEBサイトにおける記事とは、新聞よりも雑誌に近いものです。そのため、WEBページが1つの記事であり、1つのコンテンツだと言えます。

ただし、すべてのWEBサイトのWEBページが記事というわけではありません。

前述した通り、「事実の伝達やその解説を目的としていて、簡単にまとめられた比較的新しい情報」が記事です。

そのため、先ほどの図でいうと左カラムのことで、ヘッダー、右カラム、フッターは含みません。

また、ブログ(オウンドメディア)のように、1つのまとめられた新しい情報を追加できる媒体であれば記事と呼びますが、本のように最初から決まった情報を届ける目的の企業サイトやサービス紹介サイトなどのWEBページは記事とは呼びません。

WEBサイトにおけるWEBページと記事とコンテンツの違い

WEBページと記事とコンテンツを明確に区分することは難しいのですが、何となくの概念で理解すれば良いと思います。

今わたしが発信しているこのWEBページは、ブログ形式を取っているため、ヘッダー、右カラム、フッターを除いた部分が記事であり、コンテンツでもあります。

このWEBサイトでは、WEBページ、コンテンツ、記事という言葉を混用していますが、とくにそれぞれの言葉の使い分けを意識してはいません。

おそらく、明確に使い分けをしている人は、ほとんどいないと思います。

そのため、もしどこかのページを読んでいて、こんがらがってしまったらごめんなさい。