ネットとWEBの違い、WEBサイトとホームページの違い

ネットとWEBの違い、WEBサイトとホームページの違い

読了目安:[4 分

ネットで見たんだけど~~

みなさんは、普段パソコンやスマホを使って、「インターネット上のさまざまなWEBサイトを見ている」と思います。

この言い方は、「WEB上のさまざまなホームページを見ている」とも言い換えられます。

一見どちらの表現も間違っていないように思いますが、「インターネット」と「WEB」、「WEBサイト」と「ホームページ」は意味が違います。

一般的な会話ではとくに気にはならないものの、用語を正しく理解するのは大切なことです。

そこで今回は、「インターネット」と「WEB」の違い、「WEBサイト」と「ホームページ」の違いについてお話したいと思います。

インターネットとは

インターネット(internet)とは、パソコンやスマホなどの情報端末同士をつなぐ情報網のことです。パソコンやスマホで情報をやり取りするためにインターネットを介します。

電話は音声のやり取り、インターネットは情報のやり取り

電話は電話回線を通じた音声のやり取り、インターネットはインターネット回線を通じた情報のやり取りと考えると理解しやすいと思います。

電話は音声を電気信号に変換して相手方に送りますが、インターネットも情報を電気信号に変換して相手方に送ります。この電気信号に変換するためのルール(通信プロトコル)を「TCP/IP」と言います。

このTCP/IPという規格があるため、世界中で相互に情報を送り合うことができるわけです。

電話は電話番号、インターネットはIPアドレス

また、電話は、相手方の電話番号に対して音声を届けます。インターネットにも、相手方に情報を届けるための番号があります。それを「IPアドレス」と言い、「192.168.0.1」などの数字で表します。

WEB(ウェブ/ウェッブ)とは

一方、WEBとは、インターネットを利用して実現できるシステムの1つことで、もっともわかりやすいものは、わたしたちが普段見ているWEBサイトやアプリなどです。

普段わたしたちが呼んでいるWEBは、「World Wide Wed(www)」を省略した通称のことで、さまざまなWEBサイトを見たときに表示されている「https://www.wakarukoto.com」のwww部分で表されます(最近はwwwが省略されることが多い)。

つまり、WEBとは文章や画像、映像、音声などのデータを送る仕組みのことで、それを可視化するために利用するのが、 Internet ExplorerやGoogle ChromeやSafariなどの「WEBブラウザ」です。

WEBサイトを閲覧する仕組み

ユーザーあるWEBサイトを閲覧するとき、誰か特定の相手に「このWEBサイトみたいから情報を送って!」とお願いするわけではありません。

WEBサイトを閲覧するためには、ユーザーが情報が置いてあるサーバに通信をすることで、サーバがユーザーに情報を送り返し、その情報をWEBブラウザを介して見ているものがWEBサイトになります。

WEBサイトとホームページの違い

WEBサイトとは

WEBサイトとは、WEBブラウザで見ているWEBページが集合したもののことです。一般的には「yahoo.co.jp」「google.com」など、1つのドメインで扱われている複数のWEBページのことを指します。

「わかること!」のドメインは「https://wakarukoto.com」ですが、このページ(https://wakarukoto.com/?p=18126)も「わかること!」というWEBサイトの1部です。

WEBサイトの構造

ホームページとは

ホームページという言葉にはいくつかの使われ方があります。

WEBサイトの最初のページ

WEBサイトの最初のページをホームページ(Home Page)と言います。日本ではトップページと呼ぶことが多いですが、英語圏ではホームページと呼ぶことが一般的です。

WEBブラウザの最初のページ

WEBブラウザを立ち上げたときの最初のページも、ホームページ(Home Page)と言います。こちらも日本ではトップページと呼ぶことが多いでしょうか。

理解したうえで使い分けるとクール

インターネットとWEBの違いは、専門家に尋ねればもっと深く知ることもできますが、まずは違うものだということを覚えておきましょう。

インターネットは単なる情報網のことで、わたしたちが普段見ているのはWEBです。そのため、「昨日、ネットで見たんだけど~~」という言い方は、間違った使い方なんです。

インターネットとWEBの違い
・インターネットとは、パソコンやスマホを蜘蛛の巣のようにつなぐ情報網のこと
・WEBとは、文章や画像、映像、音声などのデータを送る仕組みのこと

また、WEBサイトとホームページも意味が違います。もし英語で「○○会社のホームページを見てください。」とアメリカ人に言ったら、○○会社のトップにある1ページだけを見るでしょう。

WEBサイトとホームページの違い
・WEBサイトとは、WEBブラウザで見るWEBページの集合体のこと
・ホームページとは、WEBサイトの最初のページ、またはWEBブラウザの最初の画面のこと

やはり、インターネットは英語圏で発達してきた文化です。そのため、日本流の解釈の仕方、使われ方が気になることがあります。

日本で使う分にはどちらでも構わないとは思いますが、正しい使い方を押さえたうえで、使いわけができるようにしたいですね。