ネタがないときにストック型・フロー型を合わせた記事を書く方法

フロー型・ストック型を融合した記事を書く方法

ストック型記事を書き続けるのはしんどい…

ブログなどの記事を書く場合は、話題になりやすいけどニーズの期限が短いフロー型記事よりも、情報が積み上がって資産化するストック型記事の方が、後のメリットは大きくなります。

「わかってるけど、ストック型記事で結果が出るまで書き続けるのはしんどい……。」

そうですね。ストック型記事はフロー型記事に比べてネタも尽きやすく、書く時間もかかるので、しんどい気持ちはわかります。

もし、そんな悩みを抱えている人や企業担当者は、ストック型記事とフロー型記事を融合した記事を書いてみましょう。

今回のテーマ
今回は、ストック型記事のネタがなくなった人のために、次の内容をお話します。

  • フロー型・ストック型記事の特徴のおさらい
  • フロー型・ストック型を融合した記事を書く方法
  • フロー型・ストック型を融合した記事の注意点

それでは早速見ていきましょう。

フロー型・ストック型記事の特徴のおさらい

では、フロー型記事とストック型記事について、特徴のおさらいをしておきましょう。

フロー型記事のメリット

以下、フロー型記事のメリットですが、デメリットはその逆だと思ってください。

  • 旬の検索ニーズがあるため、すぐにアクセス数が増えやすい
  • 深い知識よりも速報性が大切なので、情報収集に時間がかからない
  • 誰でも興味関心があるエンタメ性が強いため、検索ターゲットが広い

ストック型記事のメリット

以下、ストック型記事を書くメリットですが、デメリットはその逆だと思ってください。

  • ユーザーの検索ニーズが継続する期間が数年単位など長い
  • 記事が増えると、アクセス数が積み上がって増える傾向がある
  • ユーザーニーズが続くため、記事を何度もブラッシュアップできる
  • ユーザーが満足する情報を提供するため、より深い知識を得られる

フロー型とストック型を融合した記事を書く方法

すべてのフロー型記事が、ストック型記事と融合できるわけではありません。フロー型とストック型を融合した記事を書くためには、情報の取捨選択が必要です。

ストック型記事と融合できるフロー記事

ストック型記事と融合できるフロー記事は、現在運営しているブログやキュレーションメディアのテーマに関連性がある記事です。または、一見関連性が薄く見えても、ストーリーの展開で関連付けられる記事です。

フロー記事の具体例

ストック型記事と融合できる具体的なフロー記事は、人気ガジェットの新作発表、人気歌手の新曲発表、人気化粧品の紹介など、ハードとソフトに分けるならソフトにあたるコンテンツです。

つまり、ガジェットや歌手や化粧品などベースになるコンテンツがあって、それを補っていくフロー記事があれば、後からストック型記事と融合することができます。

今話題のネタを扱いつつ、これからもニーズが長く続く可能性がある記事を書けるようにするわけです。

フロー型・ストック型記事の融合事例

たとえば、iPhoneは毎年最新機種が話題になりますが、その情報はWWDC(Worldwide Developers Conference)で発表されます。

そのため、WWDCに合わせてiPhoneの最新機種情報をブログで発信すれば、これはフロー型記事になります。

一方、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」などのスペック詳細など比較記事を書けば、ストック型記事になります。

なぜなら、iPhoneは2-3世代前の型落ちでも欲しい人がたくさんいて、そのときに機種のスペック情報を調べるからです。

つまり、WWDCで機種発表や機能発表がある度に、速報性が高いフロー型記事を流し、一方でスペックの詳細を解説したストック記事を書くようにすれば、ストック型とフロー型を融合した記事として、サイトを運営することができます。

フロー型・ストック型を融合した記事の注意点

フロー型・ストック型を融合した記事の注意点は、フロー型記事のニーズが切れた場合にどうするか考えておくことです。

フロー型記事のニーズは、種類によりますが長くても1か月ほど、通常は1週間ほどしかニーズが継続しません。

フロー型記事はあくまでも速報を流すことが大切なので、ある程度時間が経ったらストック型記事に文章を融合して記事自体を削除し、301リダイレクトをかけるなどの工夫が必要です。

基本はなるべく長くニーズが続くストック型記事を書きつつ、たまにフロー型・ストック型を融合した記事を投入して、息切れしないように運営していきましょう。

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