フリマアプリに負けるな オークションアプリ4種比較

フリマアプリ

ネットの売買といえば、オークションサイト・アプリ

先日、フリマアプリを記事として取り上げました。「女性専用~高級志向まで、人気フリマアプリ9選比較

ネットでの売買といえば、インターネットが普及した直後からメジャーな「オークション」でしょう。

フリマアプリに押されているとはいえ、モバイルデバイスの普及で、スマホユーザーも着実に増えました。そこで今回は、メジャーなオークションサイト4社をまとめてみたいと思います。

オークションアプリ比較表です。※クリックで拡大

オークションアプリ

ヤフオク

ヤフオク

ヤフオク

企業:ヤフージャパン
会員数:919万人
出品者販売手数料:無料(落札時に5.4%の販売手数料・出品するためにはプレミアム会員410円の登録が必要)
購入者手数料:無料
チケット決済方法:ネットバンキング・かんたん決済・代引き
スマホアプリ:iPhone・Android・Windows8・iPad
特徴など:

ネットオークションと言えば、日本で圧倒的なユーザー数とシェアを誇るヤフオクが真っ先に頭に浮かぶ人も多いはず。

以前は5,000円上の落札にはプレミアム登録(有料)が必要でしたが、最近、落札時の手数料やストア登録が無料になるキャンペーンで話題になりました。

出品者は、月額410円のプレミアム会員登録費用と商品が売れた際に5.4%のシステム手数料がかかります。落札者は基本的に無料ですが、支払いに「かんたん決済(クレジット・ネットバンキング)」を利用した際は、落札金額に応じて98円~の手数料がかかります。

アプリもiPhoneとAndroidに対応しているだけでなくiPadやwindows8などのタブレットにも対応しています。

他のサービスに比べて利用者が多いので、出品した時に購入者が見つかりやすいのと、品揃えが豊富で、他のネットオークションでは売っていないものが売っていたりすることがよくあります。

モバオク

モバオク

モバオク

企業:DeNA
会員数:120万人
出品者販売手数料:有料会員登録(315円)が必要
購入者手数料:入札には有料会員登録(315円)が必要
チケット決済方法:出品者によって、モバペイ(クレジット・ケータイ支払い)・銀行振込・代引きなどから選択可
スマホアプリ:iPhone・Android
特徴など:

DeNAが提供するモバオク。モバイルユーザーがメインですが、PCからでも利用ができます。出品も落札にも有料会員登録(315円)が必要ですが、取引ごとに発生するシステム使用料などはかからないため、数多く出品・落札する方にはお得です。

出品者によっては、支払い時、出品者の銀行口座に直接振り込むことや代引きも可能ですが、「一旦仲介業者に代金を支払って、落札者が受け取り確認をしたら出品者に支払われる」というモバオクの決済システム「モパペイ」を利用することも可能です。

モバペイにかかる手数料は落札金額と支払い方法(ATM・ネットバイキング・コンビニ・クレジット・ケータイ支払い)によって変わりますが、金額は99円から298円です。

モバオクの決済手数料
http://www.mbok.jp/pgnt/tr_guide/commission.html

使用者も基本的には若いユーザーが多く、単価もヤフオクよりは安めです。ヤフオクとモバオクでネットオークションの9割を占めるほど、ヤフオクに次いでユーザー数の多いオークションサイトです。

パシャオク

パシャオク

パシャオク

企業:サイバーエージェント
会員数:不明
出品者販売手数料:無料(ただし商品が売れた時は手数料10%)
購入者手数料:無料
チケット決済方法:
スマホアプリ:iPhone・Android・PCブラウザ

サイバーエージェントが提供するAmeba会員向けのオークションアプリがパシャオクです。

コンセプトは「スマホでかんたんオークション」というだけあり、スマートフォンから簡単に出品できることを特徴としています。

芸能人の直筆サイン入りグッズなど有名人関連の出品物のような、なかなか一般では手に入らない商品を見かけることもあります。また芸能人とのコラボ企画が定期的に行われており、芸能人の私物が手に入る機会が多いことも特徴です。

商品が売れた時のみ手数料が発生しますが、商品が売れなければ支払うものがなにもないことも、ハードルを下げてくれています。以前はPCからは利用できなかったのですが、今はPCからの出品や落札も可能です。

楽天オークション

楽天オークション

楽天オークション

企業:楽天
会員数:不明
出品者販売手数料:無料(ただし売買成約時に5.25%+1.05%が手数料としてかかる)
購入者手数料:あんしん決済手数料が落札金額と支払い方法に応じてかかる
チケット決済方法:
スマホアプリ:iPhone・Android
特徴など:

サービス開始自体はヤフオクとほぼ同時期という老舗の楽天オークションです。

出品や落札に月額手数料はかかりませんが、出品者は売買成約時に5.25%と落札者のポイント付与手数料としてプラス1.05%の、合計6.3%が手数料としてかかります。

落札者の方は、「あんしん決済」手数料のクレジット決済時に商品代金が3000円以内なら102円、ATM払いとコンビニ払いは購入代金3000円までで178円、銀行振込は購入代金にかかわらず176円かかります。

くわしくはこちらのURLを御覧ください。
http://auction.rakuten.co.jp/guide/basic/fee/

この「あんしん決済」は支払い代金を一旦楽天が預かり、落札者が商品受取り確認後、楽天から出品者に支払われるというもので、代金を支払ったのに商品が届かないというトラブルを回避できます。匿名手数料(日本郵便の場合は150円・ヤマト運輸100円)を支払うと、住所氏名を相手に公開せずに商品の受け渡しをすることもできます。

また手数料は、他のサービスに比べるとやや高めですが、楽天ポイントが貯まるため、楽天のヘビーユーザー魅力的です。ポイント付与は購入金額の1%です。

有名オークションサイト4種比較 まとめ

最近は、ヤフーのEC関連手数料無料化、もちろんヤフオクも手数料無料化のみに注目が行きがちなネットオークション市場ですが、いまだにユーザー数は多いですし、オークションで生計を立てている方もいます。

まだまだネット上での売買においてはオークションがメジャーです。ただ、スマホのフリマアプリなどが、より手軽に出品できるだけでなく、手数料無料をどんどん打ち出して来ていますので、今後オークションの立ち位置がどのように変化していくかはわかりません。

決済も銀行振込だけでなくクレジット決済やケータイ支払いなど簡単に支払いができる決済機能も充実していて安く商品が買えますし、オークションもフリマもどんどん垣根がなくなっている感じはしています。

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