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あ!間違ってアプリ買っちゃった!
iPhone・iPadで、有料アプリやデジタルコンテンツを購入するときに、Touch IDを使っている人は多いと思います。わざわざパスワードを入力するのは手間ですよね。
ただ、そのせいで誤購入・誤課金したことはないでしょうか。わたしはあります、しかもつい2-3日前に……。
まぁ、200-300円なら全然構いません。「あー、やっちゃった。」と思うくらいです。でも、さすがにこの金額はきつい!
App Storeの利用規約には「コンテンツを予約注文した場合、(コンテンツの販売開始前にキャンセルしない限り)そのコンテンツがお客様の元に届いた際に料金が請求されます。」と記載されているため、諦めてしまう人もいるでしょう。
Legal – Apple Media Services – Apple
ただ、コンテンツを間違えて購入した場合、Appleのサポートセンターに返金申請をすれば、条件によって対応してくれる場合があります。
- iPhoneアプリなどの返金申請の条件と注意点
- Appleのサポートに返金申請する方法
それでは早速見ていきましょう。
有料アプリ・コンテンツ返金申請の条件と注意点
まず、App Storeでアプリやゲーム、itunesでコンテンツを購入するということは、上記App Storeの利用規約に承諾しているということです。
そのため、Apple側の不具合や不手際がない限り、返金に応じてくれるかどうかはすべてApple次第です。基本的には、以下の条件による返金申請が必要です。
誤操作によって間違えて購入してしまった
誤った操作によって間違えて購入してしまった、間違えて購読を更新してしまった、iPhone版とiPad版を間違えてしまったなどの場合は、返金に応じてくれる可能性があります。
コンテンツ自体に不具合があった
受け取ったコンテンツがAppleのミスによって、起動できなかったなどの不具合があった場合は、返金に応じてくれる可能性があります。
コンテンツを受け取ることができなかった
Appleのミスによって購入・購読したコンテンツを受け取れなかった場合は、返金に応じてくれる可能性があります。
そもそも購入自体を承認していない
購入した覚えがない、自分以外の操作で第三者が購入した等の場合は、返金に応じてくれる可能性があります。
Appleに返金申請する方法
では、早速Appleのサポートセンターにキャンセルと返金申請をしてみましょう。
まず、App Storeアプリを開きます。ヘッダー右にあるプロフィールアイコンをタップしてください。
「アカウント画面」で、自分のプロフィールをタップします。
画面を下にスワイプして、購入履歴をタップします。
該当するアプリなどのコンテンツの請求合計をタップします。
コンテンツの詳細を確認したら、問題を報告するをタップします。
「問題を選択してください」のプルダウンで、返金を要望しますを選択し、問題の説明を入力します。
最後に送信を押して申請完了です。Appleの返金処理が完了した旨は、3-7日以内にメールで連絡がきます。ちなみに、「問題を選択してください」のプルダウンには以下の選択肢があります。
・購読を更新するつもりはありませんでした
・購読したコンテンツを受けとりませんでした
・登録したコンテンツが再生されませんでした
・登録が機能していない
・この購入を承認していない
実はアプリ内課金は返金の対象外!
「さて、ようやくここまでたどり着いた。返金申請のフォームも買いたし、後は送信を押してAppleの対応を待つだけだなー。」ポチッ!
--お客様の購入は、返金の条件を満たさないと判断されました。--
……実は、返金できるのはApp Storeやitunesで販売しているアプリなどのコンテンツで、アプリ内課金は返金対応外です。
というわけで、打つ手がなくなってしまった……わけではありません。アプリ内課金でも、まだAppleが返金に応じてくれる可能性はあります。
次回は、アプリ内課金の返金処理についてお話したいと思います。
ちなみに、有料アプリなどを購入して、返金してもらった後のアプリは削除するまで使用することができます。ただし同じアプリを2度返金申請することはできません。もちろん、悪用しないでください。