世界の検索エンジン一覧と最新の市場シェア

世界の検索エンジン一覧と最新の市場シェア

検索エンジンはGoogle、Yahooだけじゃない

「今使っている検索エンジンは?」と聞かれたら、多くの人は「Google」「Yahoo」と答えるでしょう。もしかしたら、「Bing」を使っている人もいるかもしれません。

ただ、世の中にある検索エンジンは、Google、Yahoo、Bingだけではありません。

Googleよりも古くからあり、今も一部で使われている検索エンジンはたくさんありますし、最近誕生した新しい検索エンジンもあります。

もちろん、日本では知られていないだけで、特定の国では当たり前のように使われている検索エンジンもあります。

今回のテーマ
今回は、世界の検索エンジンについて知りたい人のために、次の内容をお話します。

  • 世界の検索エンジンのシェアランキング
  • 世界各国で使われている検索エンジン一覧

それでは早速見ていきましょう。

世界の検索エンジン市場シェアランキング

検索エンジンは、なくなったものや新しく誕生したものも含めて、市場シェアが変化し続けています。

以下は、市場調査会社のNet Applications(ネットアプリケーションズ)が定点観測している、検索エンジンの世界シェア(2018年4月-2019年3月)のデータです。

Search engine market share

また、国際電気通信連合(ITU)の2018年12月の発表によると、世界のネット利用者は39億人を超えたそうです。

世界のネット利用者は39億人、史上初めて総人口の半数超えへ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

そのため、検索エンジンのシェアに対する利用者数も合わせて示してみました。ただ、検索エンジンのシェアはおそらくトラフィックベースのため、利用者数は単なる参考(というかお遊び)です。

1位 Google 78.00% 30億4200万人
2位 Baidu 13.76% 5億3664万人
3位 Bing 4.43% 1億7277万人
4位 Yahoo! 2.19% 8541万人
5位 Yandex 0.82% 3198万人
6位 Ask 0.31% 1209万人
7位 DuckDuckGo 0.22% 858万人
8位 Naver 0.13% 507万人
9位 AOL 0.04% 156万人
10位 Seznam 0.03% 117万人
11位 Dogpile 0.02% 78万人
12位 Qwant 0.02% 78万人
13位 Daum 0.01% 39万人
14位 Goo 0.01% 39万人
-位 Excite 0.00% 不明
-位 Rambler 0.00% 不明
-位 WebDE 0.00% 不明
-位 Biglobe 0.00% 不明
-位 Search.com 0.00% 不明
-位 Ilse 0.00% 不明
-位 Entireweb 0.00% 不明
-位 EarthLink 0.00% 不明
-位 Lycos 0.00% 不明

また、検索エンジンシェアは他にも調査している企業があります。以下のデータではGoogleが9割を超えています。

Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats

世界中でよく使われている検索エンジンの一覧

では、それぞれどのような検索エンジンなのか見ていきましょう。

Google(グーグル)

Google

Googleは、世界中でもっとも利用者が多い検索エンジンです。世界の検索トラフィックの70-90%を占めるだけでなく、Google独自のツールをユーザーに提供して、さまざまなユーザー情報を集めながら現在も進化し続けています。

Baidu(百度|バイドゥ)

百度|バイドゥ

百度は、中国で最も利用されてる検索エンジンです。中国では国内事情があるため、Googleの代わりとして国内シェア80%を占めています。少し前に日本でも一部で流行りましたが、現在はそれほど聞くことはありません。

Bing(ビング)

Bing

Bingは、Microsoftが提供する検索エンジンです。百度を除いて全世界でシェア2位ですが、利用率は3-4%といったところ。日本では、一部の根強いファンが活用しています。

Yahoo(ヤフー)

Yahoo

Yahooは、日本国内ではGoogleの次に利用者が多い検索エンジンです。2018年5月のニールセンの調査によると、サービスの利用割合は、Yahoo Japanが6656万人、Googleが6624万人とGoogleを上回っています。

Yahoo! JAPANとGoogleの利用者数は6,600万人超【ニールセン調べ】 | Web担当者Forum

YANDEX(ヤンデックス)

YANDEX

YANDEXは、ロシアのYandex社が運営する検索エンジンです。ロシア国内では「yandex.ru」のシェアは45%で、Googleとほぼ同率となっています。

ASK(アスク)

Ask

Askは、インターネットの黎明期、1996年からサービスを続けている検索エンジンです。かつて程の力はありませんが、アメリカ国内では4位の検索サイトとなっています。

DuckDuckGo(ダックダックゴー)

DuckDuckGo

DuckDuckGoは、2006年にアメリカで作られた比較的新しい検索エンジンです。GoogleやFacebookなどの個人情報収集、および流出を懸念するユーザーに向けて、個人情報を収集せず、プライバシーを重視することをコンセプトにしています。日本では2015年ごろから利用者が増えています。

Naver(ネイバー)

Naver

Naverは、韓国のポータルサイトで、韓国内では25%のシェアを持つ検索エンジンです。日本では、Naverまとめが有名ですね。

AOL(エーオーエル)

AOL

AOL(エーオーエル)は、アメリカのWEBサービス企業が運営する検索エンジンサービスです。こちらも以前よりは影響力は小さくなりましたが、ポータルサイトと合わせて全世界で利用されています。

Seznam(セズナム)

Seznam

SEZNAMは、チェコの企業が運営する検索エンジンです。チェコ国内ではGoogleを抑えて、半数近くがSeznamを利用しています。

Dogpile(ドッグパイル)

Dogpile.com

Dogpileは、GoogleやYahooの検索サービスを利用したメタ検索エンジンです。

Qwant(クワント)

Qwant

Qwantは、2013年7月にフランス政府と軍がGoogleの代わりに検索エンジンとして導入したサービスです。個人情報を取得せず、プライバシー重視を掲げています。

Daum(ダウム)

Daum

Daumは、韓国のカカオが運営する、韓国第2位のポータルサイト、および検索エンジンです。

goo(グー)

goo

gooは、日本のNTTレゾナントが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

Excite(エキサイト)

Excite

Exciteは、日本のエキサイトが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

Rambler(ランブレル)

Rambler

Ramblerは、ロシアのランブレル・メディア・グループが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

WEB.DE(ウェブディ)

WEB.DE

WEB.DEは、1995年に設立されたドイツのポータルサイト、および検索エンジンです。

Biglobe(ビッグローブ)

Biglobe

Biglobeは、日本のビッグローブが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

Search.com(サーチコム)

Search.com

Search.comは、アメリカのCBS Interactiveが作った検索エンジンです。

Ilse(イルゼ)

Ilse

Ilseは、オランダの検索エンジンです。

Entireweb(エンタイアーウェブ)

Entireweb

Entirewebは、スウェーデンのEntireweb Sweden ABが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

EarthLink(アースリンク)

EarthLink

EarthLinkは、アメリカのEarthLinkが運営するポータルサイト、および検索エンジンです。

Lycos(ライコス)

Lycos

LYCOSは、アメリカ合衆国を中心に多くの国で展開されているポータルサイト、および検索エンジンです。わたしと同世代にとっては、インターネット黎明期から存在するビッグネームですが、現在はさまざまな国に売却され続け、かつての影響力はありません。

CocCoc(コックコック)

CocCoc

CocCocは、ベトナムのCocCocが運営するウェブブラウザ、および検索エンジンです。ベトナム国内では約4%のシェアを持っています。

その他日本で使われているローカル検索エンジン

MSN(エムエスエヌ)

MSN

Infoseek楽天(インフォシークラクテン)

Infoseek楽天

livedoor(ライブドア)

livedoor

Fresh eye(フレッシュアイ)

Fresh eye

OCN(オーシーエヌ)

OCN

Nifty(ニフティ)

Nifty

検索エンジンの未来は?

世界には、とてもたくさんの検索エンジンがあります。もちろん、すべての検索エンジンを紹介しきることはできません。

ただ、これだけ多くの検索エンジンがあっても、10年-20年のスパンで見ると、Googleを超えることはできないでしょう。

Googleのビジネスモデルは、ユーザーファーストの検索エンジンを追求するほど、収益が上がる構造になっています。ただし、それは検索エンジンが現在の形を保っている場合のお話です。

もし、キーボードの検索が廃れ、100%間違えない音声検索が出てくれば、話は変わります。チップを脳内に埋め込んで、思考するだけで検索できれば、違う未来が見えるかもしれません。

「圧倒的な資金力があるんだからだ、どうせそれもGoogleが作るに決まってる。」と思う人はいるかもしれません。

ただ、昔を知っている人からすれば、AOLがこんなに影響力を失うとは思ってもいなかったでしょうし、YahooがGoogleに逆転されるとも思っていなかったはずです。

とにかく、できるだけ生きて新しい世界を見てみたいと願うばかりです。