知らなきゃ損!アンケートリサーチのターゲット選定と質問の作り方

アンケートって何聞けばいいんだ

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2013年11月8日:初稿

マーケティングリサーチとは

私たちは商売を行う際に、市場に耳を傾けます。

面白いと思うのか、つまらないと思うのか。必要と思われるのか、不必要と思われるのか。

この意見を集約して、商品やサービスに対する傾向を導き出す行為を市場調査、いわゆるマーケティングリサーチ(以下、リサーチ)と呼びます。

リサーチで最も多い手法がアンケートを行うことです。

アンケートを使ったリサーチは、私がマーケティングを行う上で、最も重要な行為の1つと考えています。

一番手軽に市場の動向と商品、サービスの現状を知ることができるためです。

リサーチは、企業の大小を問わず取り組むべき行為だと考えていますが、やはり中小企業の方々には馴染みが薄いことも事実。

その理由としてあげられることが、

「いったい何を聞いて良いかわからない。」
「自分の商売(商品)にはリサーチは関係ないんじゃない?」
「よくわからないけど高そう…。」

というものがあります。

インターネット全盛のこの時代においては、アンケートリサーチを行った方が効率のよいビジネスにつなげることができると思います。

最近では、以前に比べてリサーチ料金も下がってきていますので、金額的なハードルが高いと感じていた方は一度調べてみるとよいでしょう。

リサーチのターゲットとは

リサーチでは「何を聞いたらよいか?」は重要なのですが、「誰に聞きたいか?」も非常に重要です。

商売には必ずターゲットとなる方々がいます。

「うちはターゲットを絞らないんだ!」という方がいたとしても、客層を観察すると何らかの傾向が見えてきます。

マーケティングリサーチって何聞けばいいんだ?そのとっかかりについて

お蕎麦屋さんであれば比較的年齢層は高めになるでしょう。

ハンバーガーショップでは年齢層は若めだと思います。

今時の雑貨屋であれば若めの女性層が多くなるでしょう。その雑貨屋がビジネス街にあり、オフィスで使用する文房具一式を取り揃えていれば、年齢層の高い男性の比率も上がるでしょう。

また、取り扱う商品の価格によっても客層は様々なはずです。

高級フレンチでは、大人の男女の割合が増えるはずですし、同じフレンチでもバイキング形式を取り入れているところは家族連れや若者が増えるはずです。

このようなターゲットは、どんな商売をしている方でもある程度把握しているはずです。

属性からターゲットを絞り込む

顧客がイメージできたら、次は、どのような属性を持っていればあなたの商売の顧客になり得るか?を特定していきます。

以下を参考にしてください。これは私たちが提供しているアンケートツールで保持している属性の一部です。


性別は?
年齢は?
居住地域は?
ファッションに興味があるか?
映画を見に行くか?
DVDを見るか?
音楽を聞くか?
マンガを見るか?
読書をするか?
ゲーム機を持っているか?
利用しているコンビニは?
どこで散髪をしているか?
ファストファッションのお店に行くか?
運動やスポーツをするか?
カラオケに行くか?
家電量販店に行くか?
よく見るテレビ番組は何か?
購読している新聞は何か?
ラジオを聞くか?
雑誌・週刊誌を見るか?
パソコンを所有しているか?
タブレットPCを所有しているか?
利用している携帯電話キャリアはどこか?
よく利用する携帯電話の機能は何か?
主食は何か?
普段どのように食事をとるか?
カフェやコーヒーショップに行くか?
お菓子を食べるか?
お酒を飲むか?
よく飲む飲料は何か?
どれくらい外食に行くか?
料理をつくるか?
好きな食事は何か?
ファストフードを利用するか?
住まいにインターネット回線はあるか?
主に使う検索エンジンは何か?
ショッピングサイトを利用しているか?
動画サイトを利用しているか?
ソーシャルゲームをしているか?
クレジットカードを利用しているか?
電子マネーを利用しているか?
普段利用している金融機関は何か?
資産運用を行っているか?
ギャンブルをするか?
ブランド品に興味はあるか?
衝動買いをするか?
懸賞やプレゼント応募などをするか?
クーポンや割引券を利用しするか?
趣味に月間いくら使用しているか?
婚姻状況は?
子どもはいるか?
住居形態は?
ペットを飼っているか?
不動産を所有しているか?
引越をしたことがあるか?
住まいに満足しているか?
海外に行ったことがあるか?
飛行機に乗ったことがあるか?
普通免許を所有しているか?
車を所有しているか?
主要な通勤・通学手段は何か?
直近1年でどれくらい旅行に行ったか?
自転車を所有しているか?
バイク・スクーターを所有しているか?
海外旅行はどこに行きたいか?
国内旅行はどこに行きたいか?
最終学歴は?
職業は?
勤務先業種は?
主要担当職務は?
組織規模(人数)は?
転職経験があるか?
個人年収はいくらか?
個人年収に満足しているか?
世帯年収はいくらか?
世帯年収に満足しているか?

上記すべての属性が必要なわけではありません。

あなたの顧客がどのような属性を持っているか、一つ一つ回答してみてください。

属性からターゲットを絞り込んでいくと、日本で、またはその地域でどのくらい方が顧客対象なのかを算出できます。

今後の商売のやり方や広告費のかけ方を決める要素の1つに、「どのくらいの人数を対象にするのか」ということがありますので、対象の人数を想定することは重要です。

リサーチに必要なアンケートとは

次に「何を聞いたらよいか?」ですが、

ターゲットが決まっていれば、何を聞いてみたいかは考えられるはずです。

リサーチの最大の目的は、商品、サービスのニーズを調査することです。

知りたいことは大きく分けると2つ。

既存顧客に対するアプローチ方法

既存のターゲット層に来てもらう(買ってもらう)ための傾向を知る

新規顧客の獲得方法

既存のターゲット層以外に来てもらう(買ってもらう)ための情報を集める


既存顧客に対して聞くのか、今までにない新規顧客(潜在顧客)に対して聞くのかです。

アンケートをつくるには結果の推測が重要

リサーチは行った後の分析が重要です。

リサーチ後の分析情報を利用してプロモーション(宣伝広告)につなげなければいけません。

宣伝広告費用やプロモーションの効果を予測するための分析情報になるため、結果の推測を踏まえたアンケートを作ります。

例えば、以下のようなアンケートが考えられます。

・○○○という商品を知っていますか?
・○○○という商品を持っていますか?
・○○○という商品を使ってみたいと思いますか?
・○○○という商品をどこで目にしたことがありますか?
・友人知人で○○○という商品を持っている人はいますか?
・○○○という商品に一つ機能を付けるとしたら何ですか?
・○○○のイメージを教えて下さい。
etc..

とこのような感じになります。◯◯◯をあなたの商品やサービスに置き換えると、わかりやすいと思います。

マーケティングリサーチの効果的な活用方法とアンケートの作り方

アンケート内容は単純ですが、ターゲットが絞り込まれたアンケートであるため、分析結果から、

「認知度が低いけど、使ってる人の満足度が高い!じゃあ認知度を上げればもっと売れるかも!」
「サービスのイメージがあまり良くないけど、機能要望もけっこうあるな。じゃあ少し改良しないとなぁ。」

などが見えてくるはずです。

効果的なリサーチの考え方

おおまかな全体傾向が把握できたら、再度リサーチを行い詳細を解明していってもよいでしょう。

その結果、ターゲットだと思っていた方たちが実は違うことが発見できるかもしれませんし、思っていたよりも対象が狭い商品だったということがわかるかもしれません。

ターゲットを特定して、「商品やサービスがどう思われているか」「どのような属性を持つ人が必要としているか」を知ることは、プロモーションの費用対効果を上げるためには必須です。

普段どれだけ徹底したコストカットをしていても、ターゲットに適切な広告提供ができなければ、費用対効果の高いプロモーションを行うことはできないでしょう。

アンケートリサーチのターゲット選定と質問の作り方 まとめ

恐らく思っていたよりもリサーチは簡単だと思ってもらえたはずです。

今までリサーチに馴染みがなかった方も、よくわからないと思っていた方も、

そんなに難しく考える必要はない、こんなに簡単なアンケート内容でいいんです!

ということがわかっていただければ幸いです。

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