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LINE Outを使った方が良い人は?
LINE電話(LINE通話)を使ったことはありますか。LINE電話とは、LINEの通話機能「無料通話」と「LINE Out」をあわせた通称です。
無料通話は無料ですが、LINE Outは料金がかかります(無料のLINE Out Freeもある)。両者の違いは、以下を参考にしてください。
無料通話があるのに、LINE Outを使うのは理由があります。以下に該当する人は、LINE Outの利用を検討しても良いでしょう。
- LINE無料通話よりも良い音質で電話をかけたい人
- 固定電話に電話をかける人(家やお店の予約など)
- よく国際電話をかける人
- キャリアの定額プランなどに加入していない人
もしLINE Outを使いたいと思ったら、事前にLINEアプリ内またはラインストアでチャージをするか、プランに契約しなければいけません。
- LINE Outの複数の通話料金プランの紹介
- 料金をLINEアプリ、ラインストアで決済する方法
それでは早速見ていきましょう。
LINE Outにかかる電話料金
LINE Outの料金支払いには、30日間決まった金額で60分or120分通話できる「30日プラン」、クレジットをチャージして利用する「コールクレジット」、Android版のみ使える「LINEコイン」があります。
以下の表を見て分かる通り、LINE Outの料金は、固定電話に対しては1分2円から、携帯電話に対しては1分6円からの通話料がかかります。
プラン名 | 利用期限 | 購入金額 | 通話料/1分 固定電話 | 通話料/1分 携帯電話 |
---|---|---|---|---|
30日プラン: 固定のみ60分 | 30日 | 120円 | 2円 | -円 |
30日プラン: 固定/携帯60分 | 30日 | 390円 | 6円 | 6円 |
30日プラン: 固定/携帯120分 | 30日 | 720円 | 6円 | 6円 |
120コールクレジット | 180日 | 120円 | 3円 | 14円 |
360コールクレジット | 180日 | 360円 | 3円 | 14円 |
600コールクレジット | 180日 | 600円 | 3円 | 14円 |
1200コールクレジット | 180日 | 1200円 | 3円 | 14円 |
3600コールクレジット | 180日 | 3600円 | 3円 | 14円 |
6000コールクレジット | 180日 | 6000円 | 3円 | 14円 |
LINE Outのプランの選び方
プランの選び方のポイントはいくつかありますが、もっとも大切なことは、普段の自分の月間通話時間、通話料金、通話キャリアを知ることです。
LINE Outを使って得をする人は、おそらく月間通話時間が30分-7時間ほどの人ではないかと思います。
また、30日プランは30日、コールクレジットは180日という期限があるので、その期限内に使い切れるだけのプランにしなければ、余った分はすべて無駄になってしまいます。
これらをふまえて、次のLINE Outと通常キャリア通話の料金比較を見てみましょう。
LINE Outの通話料金比較
格安通話アプリはいろいろありますが、普段からLINEを使っている人は、そのままLINE電話(LINE Out)を使いたいと思いますよね。
「30日プラン」「コールクレジット」「通常のスマホの通話」の通話料金は、それぞれどれくらい違うのでしょうか。
携帯電話に電話したときの通話料金
購入金額 | 通話料/1分 | 通話料/60分 | |
---|---|---|---|
30日プラン: 固定のみ60分 | 120円 | 不可 | 不可 |
30日プラン: 固定/携帯60分 | 390円 | 6円 | 360円 |
120コールクレジット | 120円 | 14円 | 840円 |
キャリア通話※ | -円 | 42円 | 2520円 |
※キャリアのオプションプランを使用しない場合
まず、LINE Outで携帯電話に電話した場合、もっとも安いのは30日プラン(固定/携帯)です。
60分の通話で360円であれば、かなり安いですね。ただし、購入後30日しか使えないため、余ってしまうと無駄になります。
固定電話に電話したときの通話料金
購入金額 | 通話料/1分 | 通話料/60分 | |
---|---|---|---|
30日プラン: 固定のみ60分 | 120円 | 2円 | 120円 |
30日プラン: 固定/携帯60分 | 390円 | 6円 | 360円 |
120コールクレジット | 120円 | 3円 | 180円 |
キャリア通話※ | -円 | 40円 | 2400円 |
※キャリアのオプションプランを使用しない場合
次に、LINE Outで固定電話に電話した場合、もっとも安いのは30日プラン(固定のみ)です。
固定電話にしか電話をしない人は固定のみで良いのですが、もしかしたら携帯電話にもかけるかもしれない人は、使い切れる分だけコールクレジットを購入しましょう。
iPhone、Androidアプリ内での課金方法
まず、LINEアプリからLINE Outを購入する方法から説明します。LINEアプリを開いて、「設定 > LINE Out > LINE Out Free」と移動します。
LINE Outアプリを開いて、iをタップしても同じ画面を開けます。

LINE Outの有料プランを開いて、30日プランを購入をタップします。

すると、30日プランとコールクレジットのチャージが並んでいるので、購入したいものを選びましょう。ここでは、30日プランを選んでみます。

30日プランの場合は、①通話先の国を選び、②プランを選び、③自動継続か都度購入を選択します。自動継続を選ぶと、30日後に自動で同じプランが継続されます。

コールクレジットの場合は、オートリチャージか都度購入を選びます。オートリチャージを選ぶと、コールクレジット残高が50以下になった際に、自動で同じコールクレジットをチャージしてくれます。
では、都度購入をタップしてみましょう。

都度購入の決済手段は、「LINE Pay・クレジットカード」「モバイル楽天Edy」「WebMoney」「JCB PREMO」「モバイルSuica」「NET CASH」「Bitcash」から選べます。
オートリチャージ(自動継続)の場合は、「LINE Pay・クレジットカード」のみの決済です。

「LINE Pay・クレジットカード」を選ぶと、このように決済画面に遷移します。後は通常通り購入するだけです。

Androidアプリの場合は、「LINEコイン」を使うこともできます。
ちなみに、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneに機種変更したときに、LINE Outの残高を引き継ぐことはできません。また、アップルのレート調整によってクレジット単価が変動する可能性があります。
ラインストアでの課金方法
次にLINE STORE(ラインストア)で購入する方法です。ブラウザでLINE STOREにアクセスして、ログインします。
ハンバーガーメニューからLINE Outを選ぶと、先ほどアプリ内から購入した画面と同じ画面に移動します。

「30日プラン」「コールクレジット」購入方法は、LINEアプリとまったく同じです。
LINE Outで電話をかける際の注意事項
最後に、LINE Outで電話をかける際の注意事項です。
- LINE OutはIP電話のため、110番など緊急通報や有料ダイヤルには使えない
- Facebook認証のみでLINEを利用している場合はLINE Outは利用できない
上記に注意しつつ、LINE Outを自分の利用シーンに合わせて、各種コールクレジットや30日プランの使いわけをしなければいけません。
とは言え、LINE OutはIP電話なので、普通にスマホから電話をするよりも安いことは間違いありません。
最近は格安SIMを使う人も増えて、通話1回5分まで無料、10分まで無料などのプランも増えているので、面倒ですがその辺りも合わせて考えた方が良いですね。
まずはお試しで120クレジット分を購入して、音質や使い勝手などを調べてみると面白いと思います。