クラウドワークスの時給制を使ってみる
これまで1年近く、発注者側で「クラウドワークス」を使ってきたのですが、時給での仕事依頼をしたことがありませんでした。
今回たまたま、時給制でやっても良いかなと思える仕事があるので、初挑戦して見ます。使い方や使い勝手について感じたことなどを簡単にまとめたいと思います。
依頼した案件は、自社アプリ内で使用するデザイン・イラストの製作です。
支払い
契約後まずやることは、報酬の仮払いです。
1週間の見込み時間と契約締結した時給額から計算して、1週間分ずつ支払うことが可能です。

支払い方法は、銀行振込/Paypal/クレジットカードがあります。今回はPaypalで支払いました。



作業開始
支払いが完了すると、次は受注者側で作業をしてもらいます。時給制の場合、受注者はちゃんと作業しているのかな?と心配になってしまいますよね。
「クラウドワークス」では独自のウェブカメラを使ったタイムカードシステムを導入しており、作業中は1時間あたり、ランダムで複数回画面のスクリーンショットを撮ります。
ランダム撮影なので受注者側は変なことはできませんし、発注者側もいつどのような仕事を行なっているかを閲覧することができるようになっています。
レビュー
月曜~日曜の1週間分の作業に対してレビューを行います。



クラウドワークス時給制での発注のポイント
・ 報酬の精算は週次で行われる
・ 次週の想定する稼働時間 x 時給を前週までに決済する
・ 稼働週で先に決済した分を超えるようであれば追加で決済できる
・ 稼働週で先に決済した分に満たないようであればその差額分だけ決済される
→ 差額分は返金されるので、次週分に充当することもできるし、プロジェクト完了であれば口座振込みによる返金という処理も可能。
クラウドワークスの時給制をやってみて感じたことなど
仕様がFIXしているプロジェクトであれば、固定報酬制の方が向いているのかもしれません。
しかし、一般的にシステム開発案件では、「もっとここをこうして欲しい!」といった修正依頼から、「あれも入れてほしい、これも入れてほしい!」と、いつの間にか「それって追加要件じゃない?」となることが多々あると思うのです。
それが原因でギスギスした状態になってしまうというシステム開発あるあるも・・・
それが時給制の場合、稼働した分だけの支払いになるので、依頼する側もされる側も精神衛生上、仕事のしやすいモチベーションを保つことができると思います。
「クラウドワークス」はサービス開始当初から使っていて、管理画面の使い勝手や機能についてなどの要望はさせて頂くのですが、急ピッチでUI/UXの改善が行われており、日々使いやすくなっていることを実感しています。
今後も期待です!
最後に告知です。
<ESM企画イベント>クラウドソーシングを活用した仕事の仕方/働き方
■ 開催日程:7月25日(木) 19:00 受付
■ 開催場所:Lightningspot(渋谷駅徒歩30秒のワーキングスペース)
東京都渋谷区渋谷3-27-15 坂上ビル7階
ここで発注者側として私も登壇する予定です。
よろしければみなさんお越しください。
参考URL
https://www.facebook.com/engineer.startup.meeting
http://atnd.org/event/E0017451