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Facebookタイムラインのハイライトと新着情報の違い
FMCで発表されたいくつかのビジネス関連ニュースに混じって、Facebookはユーザーの記事のうち友達のニュースフィードに届くのはわずか16%であることを明らかにした。積極的に書き込んだリンクや写真の共有、近況アップデートなどは、おそらく16%以上の友達に届いているだろうが、新しい友達関係やウォールへの書き込み、読んだ記事等に関する自動生成記事を読んでいるのは、特に親しい友人たちだけかもしれない。
参照:TechCrunch「あなたのFacebook書き込みは友達の16%にしか届いていない」
これは、2012年のTechCrunchの記事ですが、あなたのFacebookページのファンに向けた投稿が、そのファンのニュースフィード(タイムライン)に流れていることは知っていると思います。
ただし、16%のユーザーしか見られていない、というものです。16%というと、10,000いいね!を持っていても、1,600人にしか届いてないことになります。
Facebookのニュースフィードには、「最新情報」と「ハイライト」という表示方法があります。
最新情報とは
文字通り最新情報順に表示される情報ですが、Twitterタイムラインのように全ての投稿が表示される訳ではありません。ハイライトとは
個人ごとに最適化された情報が表示されます。
ここで重要なのは、ハイライトです。
もしあなたが、「いいね!」や「コメント」などのアクションを多くしている友達やFacebookページがあるならば、その友達やFacebookページの投稿はハイライト表示されやすくなっています。
逆にまったく「いいね!」や「コメント」などのアクションをしない友達やFacebookページの投稿はハイライト表示されづらい、という特徴があります。
つまりハイライトは、あなたにとって重要な情報をFacebookが選定、パーソナライズ化し、流してくれているということです。
ハイライトと新着情報の表示設定切り替え方法

ハイライトと新着情報の表示設定切り替えはとても簡単です。
Facebookニュースフィードの「並び替え」をクリックし、「ハイライト」、「新着情報」をクリックすると表示設定切り替えを行えます。
Facebookページの投稿をハイライトに表示させるためには
もし、あなたの企業のFacebookページが「いいね!」をたくさんもっているかと言って、安心してはいけません。
ユーザーは複数のFacebookページにいいね!していますので、確実に見てもらうためにはハイライト表示されることが不可欠なのです。
以前は、なんとなくお金かけてファンを増やして、投稿して、アクションもらって…というFacebookページがかなり多かったようですが、今その方法は通用しませんし、何よりも費用対効果の効率が非常に落ちています。
Facebookページをどう活用すれば良いか真剣に考えている企業が増えている一方、成果が出ないからと運用をやめてしまっている企業もかなり増えてきています。
あなたのFacebookページに十分な成果が出ないのは、そもそもユーザーが見ていないかもしれないからですよ!なので、まずはハイライト表示をさせるように頑張ってみましょう!
気をつけるべきことは「Facebookエッジランク」です。これを構成する要素として、以下の3つが重要です。
親密度(Affinity Score)
フィードアイテムの創り手と閲覧者との間の関係性、つまり普段どれだけコミュニケーションをとっているかが重要になります。アクションとしては、「コメント」「いいね!」「タグ付け」「メッセージ」「プロフィール閲覧」等ということになります。
重み(Weight)
投稿に対して「いいね!や「コメント」などのリアクションがされた回数がスコア化されています。リアクションの種類によって加算スコアが変わります。例えば、「いいね!」より「コメント」のほうがスコアが高いと言われています。
※動画>写真>リンク>コメント>いいね!→この順序でスコアがとられているという話も
経過時間(Time)
Facebookに「投稿がポストされてからの経過時間」と 「リアクションが付いてからの経過時間」の2つがみられています。
詳しくはこちらの記事「Facebookページの投稿表示を左右するエッジランク徹底解説」をご覧ください。
Facebookページをハイライト表示させる
あなたのFacebookページを確実に「ハイライト表示」させることは、すぐにできる簡単なことではありません。
ただし、キーとなる運用方法を知っているか知らないかで、ハイライト表示させる確率はかなり違ってきます。
やることは、「Facebookページにいいね!を押したユーザーに対して、興味あるフィードアイテムを提供し続け、且つページの確認を必要とするアクションをさせる。更に、ユーザーがいやがるような投稿はさける。」
これにつきると思います。
面倒でも対面で顧客に接するような感覚で、Facebookページを運用することが重要になります。
もちろん、業種によって対面での接客方法が違うでしょう。ライフタイムバリューが長く、顧客獲得単価が高い商材を取り扱っている場合は、対面接客はより丁寧になり、その逆の場合は、どちらかと言うと流れ作業が多くなるはずです。
あなたが行っているサービス、提供している商品、それによる営業や接客のやり方をそのままFacebookページの運用に持ち込んでみることを心がけてください。
もし通常の接客に自信がある方でしたら、Facebookページの運用もうまく行うことが可能なはずです。
※本サイトは、Facebook社とは関係ございません。Facebookに関するご質問はFacebook社にお願い致します。