2014ワールドカップ予選全グループ突破確率予測とチーム評、注目選手

2014ブラジルワールドカップ

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2014ブラジルワールドカップ予選グループ決定!

昨日深夜、2014年のブラジルワールドカップ予選グループ抽選が行われました。

今回は死のグループが複数できるんじゃないか?という憶測があったものの、蓋を開けてみれば、思っていたよりも分散したな、という印象を受けました。

今回は独断で各グループ分けの状況と突破予測をしてみたいと思います。が、ただ予測したのでは普通のサッカー評になってしまうので、各国の人口(2013年)とGDP(2011年円換算)も併記しました。

合わせて何かが見えれば面白いかな、と思います。

ワールドカップ各グループ突破予測

各国評価や突破確率はあくまでも個人的な感想ですので、何卒ご容赦ください。

グループA:ブラジル(85%)、クロアチア(45%)、メキシコ(50%)、カメルーン(20%)

総評

まず開催国ブラジルはほぼ硬いでしょう。クロアチア、メキシコは予想が難しいところですが、ブラジルから1ポイント取れる可能性があるメキシコが半歩リードですかね。

ブラジル

ブラジル 確率 85%:ブラジル(19,665万人、167.22兆円)

ブラジルは、FW、MF、DFともに層が厚く、今までどおり穴が見当たりません。更にこれまでのブラジルと違い、90分間集中力が続くプレス、早いショートカウンターが歴代最強と言われる所以です。

注目選手:ネイマール、オスカル、チアゴ・シウバ、ダビド・ルイス

クロアチア

クロアチア 確率 45%:クロアチア(439万人、4.85兆円)

クロアチアは欧州予選時に調子を落としていた感があります。幸い対戦相手に恵まれたこともあり予選突破はできましたが、チームの連携とマンジュキッチのできにかかっていると言えます。

注目選手:マンジュキッチ、モドリッチ

メキシコ

メキシコ 確率 50%:メキシコ(11,479万人、83.13兆円)

グループAの中でブラジルに相性が良いのはメキシコです。全員が足元の技術があり、ボールも人も動きが早い。ただし、スーパーな選手はいないので、拮抗した試合になると競り負けることもしばしば。

注目選手:エルナンデス、ドス・サントス

カメルーン

カメルーン 確率 20%:カメルーン(2,003万人、1.80兆円)

個人的にはエトーとマティブしかわかりませんが、カメルーンに以前のような勢いはありません。グループAの中で1段落ちるのは間違いないでしょう。

注目選手:エトー

グループB:スペイン(70%)、オランダ(60%)、チリ(60%)、オーストラリア(10%)

総評

スペイン、オランダの2強と思われがちですが、スペイン、オランダ、チリの三つ巴の死のグループです。初戦が前回大会決勝と同じ組み合わせの「スペイン×オランダ」がグループBの全てを決めそうな気がします。

スペイン

スペイン 確率 70%:スペイン(4,645万人、112.79兆円)

スタメン全てがワールドクラスのスペインが他を半歩リードです。ポゼッションサッカーでゴールを「決めきれるか」が鍵になってきます。

注目選手:ビジャ、イニエスタ、シャビ、セルヒオ・ラモス

オランダ

オランダ 確率 %:60オランダ(1,666万人、62.66兆円)

特に前線にスターを揃えるオランダですが、実はその供給元であるストロートマン、ファン・デル・ファールトのできがグループBの勝ち抜けに影響を与えるでしょう。スタメンと控えの力の差も気になるところ。

ファン・デル・ファールトが落選してしまいました…好きな選手だったのに…その影響でスナイデルの出場機会は増えそうです。

注目選手:ロッベン、ファン・ペルシー

チリ

チリ 確率 60%:チリ(1,727万人、16.26兆円)

南米らしくどこからでも攻撃ができるスタイルのチリは、高い攻撃力に定評があります。南米予選では後半に力を発揮したスロースターターですが、このグループでは1戦目が調整(オーストラリア)となるので少し有利でしょうか。

注目選手:サンチェス、ビダル

オーストラリア

オーストラリア 確率 10%:オーストラリア(841万人、98.84兆円)

このグループになったのは不運としか言いようがありません。世代交代に失敗しているオーストラリアが旋風を巻き起こす可能性はかなり低いと思います。

注目選手:ケイヒル

グループC:コロンビア(75%)、ギリシャ(40%)、コートジボワール(45%)、日本(40%)

総評

各国でも一番予想が難しいと言われているグループCですが、南米予選2位のコロンビアが一つ抜けているという印象です。後は日本を加えての三つ巴です。決して楽なグループではありません。

コロンビア

コロンビア 確率 75%:コロンビア(4,692万人、22.84兆円)

多くの若いスター選手を有しているコロンビアはベルギー以上のダークホースです。攻守切り替えが早いせいかDFのビルドアップに多少の難を残します。ただブラジル開催という地の利もあって、頭ひとつリードです。

うーん、ファルカオ落選ですか…得点王候補だと思っていたんですが。

注目選手:ファルカオ、ハメス・ロドリゲス、ジャクソン・マルチネス、アドリアン・ラモス

ギリシャ

ギリシャ 確率 40%:ギリシャ(1,139万人、24.43兆円)

ギリシャは勝負強さがある印象。常に引いて守ってカウンターを戦術とするため、強豪に引き分けることもありますが、攻め手に欠き格下に取りこぼしもあります。ミトログルに気をつけてさえいれば引き分け以上かと。

注目選手:ミトログル

コートジボワール

コートジボワール 確率 45%:コートジボワール(2,015万人、24.43兆円)

アフリカ1位のコートジボワールは個の力が揃ったチームです。アフリカに強いと言われている日本ですが、正直このチームは避けたかったです。ドログバの全盛は過ぎていますが、若手の台頭もあります。

注目選手:ドログバ、ジェルヴィーニョ、ヤヤ・トゥーレ

日本

日本 確率 40%:日本(12,649万人、436.71兆円)

MFとFWの連携はこの流れで高めていければ良いのですが、ディフェンスの決め事を守る、対人勝率の向上、ターンオーバーの使い方がこのグループを突破できる鍵になるでしょう。まずは初戦。

注目選手:本田、香川、長友

グループD:ウルグアイ(65%)、コスタリカ(15%)、イングランド(50%)、イタリア(70%)

総評

ここも死のグループと言われていますが、ウルグアイ、イタリアが半歩抜けている印象です。欧州予選で調子が良かったイングランドがそのままの勢いでグループDに挑むことができれば、勝ち抜けもあり得ます。

ウルグアイ

ウルグアイ 確率 65%:ウルグアイ(338万人、3.22兆円)

今大会屈指のFW陣を揃えるウルグアイが南米予選で苦戦したのは謎です。前回大会ベスト4の実力はそのままに、チーム力さえ本大会に合わせることができれば予選突破は難しくないのではないでしょうか。

注目選手:スアレス、カバーニ、フォルラン

コスタリカ

コスタリカ 確率 15%:コスタリカ(472万人、2.86兆円)

北中米予選2位のコスタリカですが、スタイルは堅守速攻。このグループではキャスティングボート役になりますが、どこがコスタリカと引き分けるかが他国にとって重要な要素になるでしょう。

注目選手:-

イングランド

イングランド 確率 50%:イングランド(6241万人、179.80兆円)

伝統的なフットボールスタイルのイングランドは、近年欧州強豪からは一歩後退の感があります。全てはルーニーのできにかかっていると言えます。

ちなみに、今回はアシュリー・コールもウォルコットも落選です。

注目選手:ルーニー

イタリア

イタリア 確率 70%:イタリア(6,078万人、164.41兆円)

イタリアと言えばカテナチオと言われる堅守速攻スタイルでしたが、近年ボールポゼッションを重視したパス主体のスタイルに変更しました。ただしDF陣は変わらず良い選手が揃い、いつものブッフォンも健在。

ジュゼッペ・ロッシ落選ですね。その代わりカッサーノが入ったので満足です。

注目選手:ピルロ、デ・ロッシ、ブッフォン、カッサーノ

グループE:スイス(60%)、エクアドル(50%)、フランス(75%)、ホンジュラス(15%)

総評

フランス大ラッキー、というのが世界各国の総評。チーム事情さえ改善すればフランスが突破間違いないでしょう。2位争いではスイスが一歩リードです。

スイス

スイス 確率 60%:スイス(770万人、41.90兆円)

国家としては目立ちませんが良い選手が揃ったスイス。欧州予選でも負けなし1位通過、その後親善試合でブラジルに1-0で勝利を収めるなど、堅守ながら決して引きこもりサッカーではないところも魅力です。

注目選手:シャキリ、リヒトシュタイナー

エクアドル

エクアドル 確率 50%:エクアドル(1466万人、4.71兆円)

あまりよく知らないのですが、南米予選の戦いにおいては堅守型の戦術。過去のイメージからあまり強い印象は受けないのですが、あの南米予選を勝ち抜いているので実力はあると思います。

注目選手:バレンシア

フランス

フランス 確率 75%:フランス(6,312万人、206.60兆円)

このグループの中では頭ふたつ出てもおかしくない位のタレント揃いですが、やらかし癖があるチーム。タレント頼みのフィジカルプレイはチーム事情が良くないとそのまま結果に現れます。欧州予選もグダグダでした。

ナスリが落選。もしかしたらチームの結束が高まるとの声も…

注目選手:ジルー、ベンゼマ、リベリ、ボグパ

ホンジュラス

ホンジュラス 確率 15%:ホンジュラス(775万人、1.22兆円)

残念ながら全くわからないホンジュラス代表。死のグループではありませんが、勝ち抜けは難しいと思います。

注目選手:-

グループF:アルゼンチン(75%)、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(60%)、イラン(15%)、ナイジェリア(50%)

総評:

このグループはアルゼンチンの1強です。その後に2中。1弱と続きます。

アルゼンチン

アルゼンチン 確率 75%:アルゼンチン(4,076万人、29.62兆円)

南米2強の一角であるアルゼンチンはコテコテの南米スタイルです。元々ブラジルもアルゼンチンもムラがあるチームですが、ブラジルに比べて意識改革がうまくいっていないよう。それでも予選は問題ないでしょう。

注目選手:メッシ、アグエロ、イグアイン

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 確率 60%:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(375万人、1.34兆円)

イメージとしては攻撃陣にタレントを置いた攻守バランスがとれたチームです。日本が対戦したセルビア、ベラルーシと同じようにチーム戦術に優れています。欧州予選ではギリシャに次ぐ2位でしたが本来の実力を出せればギリシャは上回っていたでしょう。

注目選手:ジェコ、イビシェヴィッチ

イラン

イラン 確率 15%:イラン(7,479万人、28.58兆円)

アジアの中ではフィジカルが強く、組織的なサッカーができるイランもこのグループではなかなか難しいでしょう。

注目選手:-

ナイジェリア

ナイジェリア 確率 50%:ナイジェリア(16,247万人、17.34兆円)

アフリカの雄と言われた頃よりも力は衰えています。厚い中盤から一気に前線に通すスタイルはアフリカそのもの。近年、世界的に中盤を潰すスタイルが加速した結果、組織力を強化しない限り厳しい結果になりそうです。

注目選手:ミケル

グループG:ドイツ(80%)、ポルトガル(60%)、ガーナ(35%)、アメリカ(25%)

総評:

常に安定しているドイツが頭ひとつ抜けている印象です。普通に行けばポルトガルが2位で抜けるはずです。

ドイツ

ドイツ 確率 80%:ドイツ(8216万人、265.25兆円)

流動的な戦術含めてチームバイエルンと言った感じ。フィジカルが強く、ハードワークもできる選手が控えまで揃っています。常に故障者がいる印象ですが、グループ突破はまず問題無いでしょう。

ドイツは大丈夫だと思ったんですが、マルコ・ロイスが靭帯一部断裂で離脱だそうです。悲しいです。

注目選手:エジル、ゲッツェ、シュバインシュタイガー、ドラクスラー

ポルトガル

ポルトガル 確率 60%:ポルトガル(1,069万人、18.34兆円)

左右からドリブル突破を狙うスタイルのポルトガルは、ロナウド、ナニ以外にも良い選手が揃っているのにいつもイマイチ。フランスに次いでやらかし癖があるチームですが、アメリカに勝ち点を与えなければ何とかなるでしょう。

Cロナウドは怪我の影響ででれないかも…とのこと。決勝トーナメントまで引っ張れば出られるでしょうけど、ロナウドがいないと、いつものポルトガルな気がしてしまいます。

注目選手:Cロナウド、モウティーニョ、コエントラン

ガーナ

ガーナ 確率 35%:ガーナ(2,496万人、2.49兆円)

チームはやはり中盤厚めのアフリカスタイル。ボアテングを中心に組織的な攻めをできるところもガーナの強みです。コートジボワールと並びアフリカトップの実力はあるため、ポルトガルに勝てれば予選突破が期待できます。

注目選手:ボアテング、エッシェン

アメリカ

アメリカ 確率 25%:アメリカ(31,308万人、1,172.62兆円)

北中米を1位通過したアメリカはイングランドに似たオールドフットボールスタイルです。ゴリゴリドリブルと左右からの放り込みはハマると怖いです。実力的には日本よりも上なので、大物食いをしても驚きはしません。

注目選手:-

グループH:ベルギー(75%)、アルジェリア(35%)、ロシア(55%)、韓国(35%)

総評

順当に行けばベルギーとロシアに現時点の力の差はなく、両者が抜けるかなという印象です。ブラジルが高温多湿な地域ということを考えるとアルジェリア、韓国にも突破の可能性はあるように感じます。

ベルギー

ベルギー 確率 75%:ベルギー(1,075万人、37.26兆円)

若手に有望株が揃っているベルギーは攻撃的な縦ポンスタイルです。FWのアザールやルカクが注目されがちですが、DFにコンパニの存在が大きく、WCで結果を出すためには必要不可欠です。後半年の経験次第でベスト8も見えてくるでしょう。

ベンテケ落選、ナインゴラン落選。その代わりにヤヌザイがはいりましたが。うーん。

注目選手:アザール、ルカク、ベンテケ、コンパニ

アルジェリア

アルジェリア 確率 35%:アルジェリア(3,598万人、12.82兆円)

こちらも中盤重視のアフリカスタイル。今回のアフリカ大陸出場国の中では1段落ちる印象があります。

注目選手:-

ロシア

ロシア 確率 55%:ロシア(14,283万人、117.21兆円)

欧州予選でポルトガルを押しのけて1位通過しているロシアはフィジカルが強く、サイドからどんどん放り込んできます。殆どの選手が国内所属なため隠れた強豪ですが、ブラジルの暑さには特に弱いのではないでしょうか。

注目選手:ケルジャコフ

韓国

韓国 確率 35%:韓国(4,839万人、80.5兆円)

チーム事情もあり、アジアでも地位を落としている韓国ですが、ここ一番での底力があります。フォーメーションは日本に似通っていますが、スタイルは縦ポンとハードワーク主体です。

注目選手:ソン・フンミン

ワールドカップで日本はやってくるはず

ザッケローニ

経済寸評も交えようかな、と思いましたが膨大な量になってしまうのでひとまずやめておきました。ただ、「あー、ここって意外とGDP低いんだ」とか「こんなに人口少ないのに強いんだ」などの発見はあると思います。

今回日本が入ったグループは書いた通り楽ではありません。楽観視されているのは、日本の期待値が高まっていることもあるからでしょう。

前回大会の組み合わせと、左程変わらない実力差ではないかと思っています。前回はオランダはもちろん、ベルギーにはベントナー、ロンメダール、ヨルゲンセンがいましたし、カメルーンもエトーが全盛でした。

ただ、舐められていたということとアフリカ勢特有のラッキーがあり、見事にグループ抜けすることができました。

アジアということもあり、まだ軽視はされていると思いますが、前回のような舐め方はされておらず、実力も拮抗していると各国から評されているため、しっかり対策を講じてくるはずです。

でも、日本ならやってくれると信じています。頑張れニッポン!