新旧Q&AのOK wave、ヤフー知恵袋とクオーラ、キクシルの違い

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新旧Q&Aサイトの違い

Q&Aサイトを展開していくうえで、Q&Aサイトの老舗「OK wave(オウケイウェイヴ)」の存在は外せません。

これは近年勃興している実名制Q&Aサービスとは違うものとして捉えています。

不特定多数の人を対象としたQ&Aサイトとしては、2000年頃の「OK wave(オウケイウェイヴ)」から始まって、「Yahoo!知恵袋」やその他様々なサービスが出てきました。

最近では、SNSでの実名制が定着してきたこともあり、アメリカ発の「Quora(クオーラ)」や日本初の「Qixil(キクシル)」が話題になっています。

ネット上で「誰か教えてよ!」「教えてあげるよ!」という行為は、知的好奇心と承認欲求がある限り、存在し続けるものですから、例え提供するプラットフォームが変わったとしても、Q&Aというサービス自体が廃れてしまうことはないと思います。

そのような中で、不特定多数であり、匿名に近い「オウケイウェイヴ」が、SNSの定着により、より専門的な知識人や特定の有名人、または信頼できる人の答えを求めたい、という流れができ上がることも頷けます。

ただし、この流れがあるからといって、それらを同じQ&Aサービスとしてひとくくりにはできません。

Q&Aのやり取りが実名である場合(例え「Qixil(キクシル)」の様に回答者だけが実名であったとしても)、単に、目に止まったから自分の持つ知識で答えておこう、とか、コミュニケーションの一端として回答しよう、ということは減ってしまうでしょう。

実名であるが故の、回答の誠実性と正確性というプレッシャーがかかっているため、気軽に答えにくいですよね。

もちろんこのようなサービスにおいては、質問者は回答が得られないと満足できませんし、満足できないと次の質問をしないというループができ上がり、プラットフォーム自体を破壊してしまう恐れもあります。

つまり、回答の信用は高くないが、気軽に回答やコミュニケーションをとれる「OK wave(オウケイウェイヴ)」、「Yahoo!知恵袋」が、よりエンターテイメント性でサービスの継続を担保し、回答の信用を実名で高めるがゆえに、その場での気軽さやおふざけを削減させた「Quora(クオーラ)」、「Qixil(キクシル)」が誠実性と正確性でサービスの継続を担保しているといえるのかもしれません。

また、同じQ&Aサイトであっても、このような違いがあるため「OK wave(オウケイウェイヴ)」、「Yahoo!知恵袋」と、「Quora(クオーラ)」「Qixil(キクシル)」は、その位置付けに違いがあり、かつ利用する層や利用するシチュエーションも変わってくる、と私は考えています。