ページ内のキーワード出現率は5%が最適?位置や順番もSEOに影響?

ページ内のキーワード出現率は

ページ内のキーワードの割合が重要?

SEOでもっとも大切なことは、ユーザビリティの観点を持つことです。つまり、すべてのページ、コンテンツをユーザーファーストで作り上げることであり、「SEO=SXO」という意識を根底に持つことです。

そこで質問ですが、「キーワード 出現率」という言葉で検索上位表示を目指すページがあるとして、そのページ内で「キーワード 出現率」という言葉をどれくらいの割合で使えば良いか意識したことはあるでしょうか。

たしか2004-2005年ごろだと思いますが、「ページ内のキーワードは、文章全体の5%ほどがSEO効果が高い」と言われた時期がありました。それ以前は、「ページ内のキーワードは、多ければ多いほどSEO効果が高い」と言われた時期もありました。

実はこれらは間違いではなく、実際にキーワードの割合によって上位表示を目指す人はたくさんいました。

では現在、文章に含まれるキーワードの割合(出現率)とSEOに何か関係はあるのでしょうか。

今回は、ページ内のキーワード出現率やその他キーワードの使われ方とSEOの関係についてお話したいと思います。

キーワード出現率とは

キーワード出現率とは、WEBページ内の文章を単語などにわけたときに、重要なキーワードがどれくらい含まれているかという割合のことです。

ここで言う単語とは、文章を分かち書き(形態素で分ける)にした個数で表します。キーワード出現率は、以下のように文章を分けて、全体の単語の個数に対するキーワードの個数で算出します。

キーワード 出現 率 と は 、 WEB ページ 内 の 文章 を 単語 など に わけ た とき に 、 重要 な キーワード が どれ くらい 含ま れ て いる か という 割合 の こと です 。

分かち書き(形態素解析) | WEBシステム開発のWELLHAT

前述した通り、「ページ内のキーワードは、文章全体の5%ほどがSEO効果が高い」「ページ内のキーワードは、多ければ多いほどがSEO効果が高い」など、キーワード出現率が重要視されていた時期もありましたが、現在はSEOとの関連性はありません。

ただし、コンテンツ作成において、わたしたちはキーワードをどのように扱うかを考えながら、文章を書かなければいけません。

キーワード出現率は高い方が良い?低い方が良い?

さて、キーワード出現率が重要視されていたことの揺り戻しのためか、キーワード出現率が高いのはペナルティの対象になると考えている人がいます。

キーワードの出現率が高すぎるのはダメ?

たとえば、以下のページのメインキーワードは「SXO」です。サブキーワードは「SEO」と「SEM」です。さらに、組み合わせとして重要なワードは「違い」と「対策」です。

SEOとSEMとSXOの違いは?SXOの対策とは

これらのキーワードの個数を数えたところ、SXOが56個、SEOが60個、SEMが26個、違いが6個、対策が10個あります。

メインキーワード|SXO:56個
サブキーワード|SEO:60個
サブキーワード|SEM:26個
組み合わせワード|違い:6個
組み合わせワード|対策:10個

多少の前後はありますが、メインキーワードの出現率が多いのは、それがコンテンツテーマとして書かれているため自然です。もし、SEMの出現率がダントツで多ければ、コンテンツテーマはSEMにすべきです。

キーワードの出現率が低すぎるのはダメ?

先程の例で、タイトルに「違い」が入っているにもかかわらず、コンテンツ内に「違い」というワードが1つもない、または1-2つしかない場合、タイトルとコンテンツに差が生じてしまいます。

コンテンツを作る際は、キーワードを選定し、キーワードに沿ったテーマを決め、ある程度の構成を組み、見出しなどの段落を作り、本文を書いていきます。

そのため、自然な文章を書けば、キーワードの出現率は自然と高くなるため、それほど気にする必要がありません。

逆に、キーワードの出現率が低かったり、タイトルに入っているワードの出現率が低いと、タイトルからかけ離れた内容だという印象をユーザーに与えてかねません。

複数のキーワードは近い方が重要だとみなされる

キーワードの出現率とともに意識したいのは、複数のキーワードがあるときのその物理的な近さです。これを「キーワード近接度」と言います。

Keywords in Close Proximity
The closeness of words to one another implies association. To anyone that’s ever wielded the English language, this won’t come as a surprise. One paragraph about your SEO work in Chicago will thus do more to rank for “Chicago SEO” than two paragraphs, with one about SEO and one about Chicago.

Google Ranking Factors: 273 Facts & Myths (2019) | Northcutt

たとえば、先程の例「SEOとSEMとSXOの違いは?SXOの対策とは」で、「SEOと対策」「SEMと対策」よりも「SXOと対策」の方が、関係性が強いことはわかりますね。

そのため、コンテンツ内でもSXOと対策を近い位置に置き、キーワード近接度を高めることで、「SXO 対策」と検索されたときに上位表示されやすくなります。

ページ内のキーワード-SXO-対策

キーワードはページの前半に配置した方が良い

以前、titleタグとaltタグの話で、検索キーワードはどちらも前半に含めた方が良いという話をしました。

同様に、コンテンツ全体においても同じことが言えます。つまり、ページの上の方に自然にキーワードを配置できる文章作成を心がけた方が、キーワードの重み付けに効果があるということです。

仮にコンテンツを「序論」「本論」「結論」の三段構成で書く場合、序論にはキーワードを含めた疑問の投げかけか、キーワードを含めたコンテンツの概要を書くと良いでしょう。

以下は、序論の最後の部分で、このコンテンツが何について書かれているかをまとめた文章です。

前半でのSEO-SEM-SXOの出現

キーワードの組み合わせ順番はそれほど気にしなくても良い

2語以上のキーワードの組み合わせで順番を入れ替えると、検索結果が違う場合があることを知っていますか。以下は、「検索エンジン 作り方」「作り方 検索エンジン」で検索した結果です。

検索結果-検索エンジン 作り方 検索結果-作り方 検索エンジン

このキーワードの順番の違いにどう対応すれば良いかというと、結論としてはとくに対応の必要はありません。

順番の重み付けは、残念ながらわたしたちにはコントロールできません。複数のキーワードをある程度近い位置に配置しておけば、順番が違うキーワードの組み合わせもある程度考慮されるはずです。

キーワードの使い方とユーザビリティ

先程も書きましたが、コンテンツを作る際は、キーワードを選定し、キーワードに沿ったテーマを決め、ある程度の構成を組み、見出しなどの段落を作り、本文を書いていきます。

コンテンツ作成の流れの中で常に意識しなければいけないのは、キーワードの扱い方です。

ページ内のキーワードの扱い方のポイント
・キーワード出現率は低いよりも高い方が自然
・複数のキーワードは近い方が重要と判断される
・キーワードはページの前半に配置した方が良い
・複数キーワードの順番は意識しなくても良い

コンテンツ内のキーワードの扱い方は上の通りですが、これらはページのタイトル(titleタグ)、画像の説明(altタグ)だけでなく、見出し(hタグ)やアンカーテキスト(aタグ)でも同様です。

このキーワードの使い方のポイントは、一見SEOテクニックのように感じるかもしれません。ただ、以下のように理論的にユーザビリティの観点で考えることもできます。

・ページのコンセプトを説明するキーワードは出現率が多くて当たり前
・ページに重要な言葉同士が近くにないと関連性が見えにくい
・(日本人は腹落ちしにくいのですが)英語の文法では重要なことは最初に言う
・大切な単語は順番が前後しても意味は通じる

このように理解して、ページ内のキーワードの扱い方のポイントさえ覚えておけば、今よりも確実に上位表示に近づくでしょう。