Googleに評価されない被リンク・マイナス評価の被リンク

Googleに評価されない被リンク・マイナス評価の被リンク

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被リンクは大切だけど

現在のSEOで重要な要素と言えば、「コンテンツの質」「被リンク(数と質)」「ランクブレイン」です。これは、SEOコンサルタントやインハウスSEO担当であれば、多くの人が認識しているはずです。

SEOで重要な要素
1.コンテンツの質
2.被リンク(数と質)
3.ランクブレイン

「コンテンツの質」「被リンク(数と質)」「ランクブレイン」は決してバラバラな要素ではありません。

ユーザーニーズに応えた質の高いコンテンツを作り、それが評価されることで被リンクを得るというグッドサイクルを作りだしたり、失敗してもPDCAサイクルを回しながら少しずつ改善を加えることが重要です。

ところが、どれだけユーザーにマッチし、質の高いコンテンツを作っても、被リンクがなかなか増えないことがあります。そのため、被リンク獲得には誰もが苦労します。

バッドサイクルに陥った人は、あらゆる方法で被リンクを獲得しようとしますが、被リンクの中にはGoogleに評価されない被リンクやマイナス評価になる被リンクもあるため、注意が必要です。

そこで今回は、Googleに評価されない被リンク、マイナス評価の被リンクがどのようなものかについてお話したいと思います。

Googleに評価されない被リンク・マイナス評価の被リンク

有料の被リンク・購入した被リンク

WEBサイトがうまくグッドサイクルで回っていないと、上司や顧客からのプレッシャーがかかります。そのため、「もしかしたら……。」と一発逆転を狙って大量の被リンクが欲しくなります。

ただ、Googleは被リンクを販売するサイトを常に監視しています。たとえ今、監視対象でなくてもいつ対象になるかわかりません。また、被リンク販売サイトが分かるということは、購入したサイトもわかるということです。

購入した被リンクは、評価の対象にはなりません。個人的には、有料被リンク・売買被リンクはペナルティ対象だと思っていたのですが、このあたりはどちらが真実なのかわかりません。

ただ、GoogleのGary Illyesは、Search Marketing ExpoのSMX® Advancedにおいて、「リンクを買うことは窓からお金を捨てるようなものだ」と述べています。そのため、どちらにしても評価されないことに違いはありません。

Google Says Buying Links Is Like Throwing Money Out The Window

関連性がないコンテンツからの被リンク

被リンクコンテンツと発リンクコンテンツに関連性がなければ、その被リンクは評価はされません。

たとえば、以前「リンクファーム」というSEOテクニックがありました。リンクファームとは、関連性の有無を問わず、複数のWEBサイト間で協力して大量にリンクを貼り合う行為のことです。

もしあなたが真っ当にWEBサイトを運営しているとしたら、わざわざ関係のないコンテンツにリンクを貼りたいとは思わないはずです。

そのため、関連性のないコンテンツから貼られた被リンクは不自然なリンクとみなされ、評価の対象からは外れてしまいます。

ディレクトリ型検索エンジンからの被リンク

もう終了してしまいましたが、ディレクトリ型検索エンジンといえばYahooが有名です。以前は、このようなディレクトリ型検索エンジンからの被リンクが有効な時代がありました。

現在もディレクトリ型検索エンジンは存在していますが、ほとんどは小規模でただカテゴリ分けされたリンクが並んでいるだけのものばかりです。

もちろん、そのような被リンクでも多少の評価はされるとは思いますが、登録が簡単であるほど、有象無象のWEBサイトへの被リンクが貼られているだけのサイトにすぎないとも言えます。

そのため、かける手間ほど得られる被リンクの効果があるわけではないと認識した方が良いでしょう。

プレスリリースサイトからの被リンク

一時期、被リンク目的でWEBのプレスリリースを出しまくる方法が流行った時期がありました。ただ、今はその方法は意味がありません。

なぜなら、プレスリリースサイトのリンクはすべて「nofollow」設定になっているためです。よく見かける「PR TIMES」「ValuePress!」などで配信されているプレスリリースのリンクを見ればわかります。

また、たとえ被リンクが「nofollow」設定されていないプレスリリースサイトがあったとしても、Googleはそれらのプレスリリースの被リンクを評価していません。

新聞系のサイトではプレスリリースの被リンクが「nofollow」になっていない場合があります。ただ、それらの被リンクもプレスリリースサイト同様、Googleでは評価しない対象に設定されているでしょう。

Googleから評価される被リンク

一方、Googleから評価される被リンクとは、意図的ではなく、自然に貼られたリンクのことです。

前述した通り、真っ当にWEBサイトを運営していれば、わざわざ関係のないコンテンツにリンクは貼りませんが、関係があって参考になりそうであれば、被リンクを検討するはずです。

つまり、自然に貼られたリンク(ナチュラルリンク)は、それだけで良質なリンクであると言えます。

良質な被リンク=ナチュラルリンクとは
1 分散IPアドレスや分散ドメインからのリンク
2 アンカーテキストがページタイトルやURLのリンク
3 コンテンツに専門性や独自性があるドメインからのリンク
4 リンク元とリンク先が関連性を持つリンク
5 極端な相互リンクではないと認められるリンク
6 有償リンク、売買リンクではないリンク

上記を見る限り、Googleから評価される被リンクと評価されない被リンク・マイナス評価の被リンクはある程度対になっていると考えても良いでしょう。

被リンク獲得を目的にしない

あなたがWEBサイトを運営する目的をもう一度再確認してください。

たしかに被リンクを獲得することはGoogleの評価につながり、その評価によって検索エンジンの順位が上がるかもしれません。ただ、被リンクを獲得する行為は手段であって、目的ではありません。

良質な被リンクを獲得するためには、ユーザーに評価される以外に方法はありません。そのため、どうすればコンテンツがユーザーに評価されるか、またコンテンツをユーザーに見てもらうためにはどうすれば良いかを考えた方が時間を有意義に使えるはずです。

コンテンツをユーザーに見てもらう方法は、検索エンジンだけではありません。それ以外にできることもたくさんあります。

「どこかで誰かが目にする」から、拡散が起こり、被リンクがされ、記事の質が向上することで、検索に表示されるようになります。

オンライン、オフラインで少しずつアピールができる下地、つまりFacebookやTwitterでの拡散作業や名刺を使ったアピールなどは必ず行っていかなければいけません。

時間をかけて、苦労して獲得した被リンクが、Googleの評価対象でなければ意味がありません。時間は有限です。努力をするベクトルを間違えないようにしてください。