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続々出てくるオウンドメディア運用の失敗事例
オウンドメディアの盛り上がりとともに、多くの運用失敗事例(失敗中)の話を聞く機会も増えてきました。
・もう1年運用しているのに、ページビューがまったく増えない…
・書くネタがなくて、4か月も放置している…
・コンテンツの反応が悪くて、やる気がでない…
・結局なんでオウンドメディア運用してるんだっけ…
みなさん、このようなことは思っていないでしょうか。
オウンドメディア運用が失敗する原因は明確です。オウンドメディアを運用するための明確なルールがないためです。
ルールがないと、オウンドメディア運用はおざなりになり、いったい何をしているかわからなくなってしまいます。
オウンドメディアを運用するためのルールとは
オウンドメディアを運営するために、まず決めなければ行けないことを洗い出してみましょう。
今運用しているオウンドメディアには明確なルールはありますか?
・サイト構築ルールはありますか?
・ターゲットは決まっていますか?
・コンテンツ選定ルールはありますか?
・ライティングルールはありますか?
・コンテンツ投稿ルールはありますか?
・コンテンツ拡散手法はありますか?
・KPI(目標設定)はされていますか?
・レポーティング手段はありますか?
企業で行うオウンドメディアですから、すべてとは言わなくても、いくつかはルール設定されているはずです。
ただ、これらのルールは単純な決め事ではありません。この部分を理解できないと、正しいオウンドメディア運用は難しくなってしまいます。
これは、オウンドメディアを運用していながら、気付きが得られていない状態だと言えます。
気付きとは、自転車の練習をしていて、ある日突然自転車に乗れるようになるということと同じです。
気付きを得るためには、どうすれば良いのでしょうか。
一番手っ取り早い方法は、オウンドメディアを1人で運用してみることです。
オウンドメディア成功の気付きを得るために1人で運用してみる
まず気付きを得るために、1人でとことんまで運用してみましょう。こう言ってしまうと、以前と言ってることが違うじゃないか、と言う方もいるはず。
本来は社内にいる全員がコンテンツを書くことが望ましいです。それが難しいようなら、あらかじめ役割やルールを作り、時間を調整しながら、それぞれが決まった役割をこなしていくことが理想です。
もちろんチームで効率的に運用できる方が望ましいです。ただし、1人1人がオウンドメディアを理解し、明確なルールに沿って運用される場合です。
もし、オウンドメディア運用をプロを交えて行っていないのであれば、なおさらオウンドメディアに対する理解と明確なルールが必要です。
複数人の運用ではどうしても依存心が出てしまいます。それぞれがメディア運用の経験が乏しいためです。
依存心をなくすためにも、まずは1人で何をすれば良いか、細部まで把握し、気づきを得て、ルールを明確に設定できるようにしましょう。
1人でオウンドメディアを運用するために会社に認めてもらう
もしあなたが企業に属している場合、自分の勝手な判断でオウンドメディアを運用することはできません。
上司や部署、会社に認めてもらう必要があります。
2.その期間の中で何を目標にするのか明言する
3.企業のメリットとデメリットを理解してもらう
期間を短く区切って、試してみたいということを訴える
チームで運用していてうまくいっていなければ、1人でやりたいということを訴えます。重要な事は短期間で何らかの結果につなげることです。
長すぎても短すぎても意味がありませんので、3か月~6か月位が妥当だと思います。
その期間の中で何を目標にするのか明言する
これは何でも結構です。一番わかりやすいのはPVですが、設置したLIKEBOXからのいいね!を増やすことでも良いですし、SNSの拡散を1記事平均いくつにする、という話でも問題ありません。
ただし、資料請求を◯件にするやECサイトへ誘導して◯円売り上げる、というCVRにつなげる数値の設定と責任を負うことは1人では難しいので、今はやめておきましょう。
オウンドメディアをうまく運用できると、PVが一定で伸びていくことはほとんどありません。緩やかであったとしても2次曲線的な上昇カーブを描く事になります。最初からあまり無理な設定はしないようにしてください。

メリットとデメリットを理解してもらう
もし、オウンドメディアを何となく始めてしまっている場合、本来はきっちりとした数値目標が示せれば良いのですが、最初はなかなか難しいことだと思います。
せめてメリットとデメリットは理解してもらえるようにしましょう。オウンドメディアのメリットとデメリットはこちらを参考にしてください。
オウンドメディアを1人で運用して得られる成功の気付きとは
オウンドメディアを運用して得られる気付きはさまざまなものがあります。
そして、その気付きがあればオウンドメディア運営は必ず成功します。
「気付き」ですので、人から教えてもらうよりも、自分自身で「あっ!」となった方が良いのかもしれません。
こちらに、気付きを紹介しますので、自分自身で気付きを得たい場合は、あえて見ないようにしてください。