記事タイトルの変更事例でわかった上位表示に必要な3つの共通点

タイトルを変更すると順位はどうなる?

コンテンツのタイトル変更をすると、検索順位は上がると思いますか?下がると思いますか?

私は自分の中にあるルールに従って、コンテンツのタイトルを変更しています。つまり、検索順位が上がると思ってタイトル変更を行います。

最近、SEO界隈で話題になったこのような記事があります。

このブログもそうなんですが、私はよくタイトルタグを変えます。SEO目的もあるのですが、タイトルタグを変えてペナルティを食らうためのサイトも用意しては実験もしています。そんな中でわかってきたのが

「5回タイトルタグを変えると圏外に飛ぶ」(参考値)

ということがわかってきました。

 といっても年1回を5年かけて5回変えるのでは問題はないと思いますが、ある一定期間5回変えるとペナルティを発動することがわかりました。目安としては

「1か月から3か月の間に5回」

タイトルタグは何回変更すると圏外に飛ぶのか?またグーグル自動ペナルティの期間は?

こういった内容が話題になるということは、タイトルの変更に関心がある人が多いのでしょう。

※記事後半に書きましたが、私はこの「5回タイトルタグを変えると圏外に飛ぶ」という話に関しては否定的です。

というわけで、タイトルの変更で順位が上がるのか下がるのか、ペナルティを受けることはあるのかについて考えてみたいと思います。

タイトル変更肯定派のみなさん

まずはタイトル変更を肯定した内容の記事を書いているみなさんのご紹介。

その他多数。タイトルタグ変更に関する注意点も書かれているのですが、みなさん一様にタイトルを変えることで順位が上がる、というお話しをされています。

タイトル変更否定派のみなさん

次に、タイトル変更には否定的な内容の記事を書いているみなさんです。

ざっと探してみたところ、否定派の方自体それほど多くはないのですが、タイトル変更に関しては「どちらかと言うと~」、「一部容認で~」という立ち位置の方が多く、全面否定しているわけではありません。

海外SEO情報ブログでは、海外における順位が下がった事例を取り上げていました。※2008年の記事なので状況は変化している可能性がある

事例はリンク先で見てもらいたいのですが、一部なるほどという英文が翻訳されていました。

スレッドの主は、こう言っています。

only an SEO would be making changes to the title/alt/etc tags 6 months after the site has been launched/indexed/ranked

”サイトが立ち上がり、インデックスされて、ランキングに登場した6ヵ月後に、タイトルタグやaltタグなどを変更を加えるのは、SEOをする人くらいなものだろう”

SEO狙いでタイトルタグを変えるとどうなる? | 海外SEO情報ブログ

つまり、普通の人はタイトル変更なんかしないんだから、業者が狙い撃ちにされるのはありえるんじゃね?ってことです。確かに、記事内引用されている”スレッド主”の言っていることは理解できます。

タイトル変更でどうなるか実験したみなさん

次に、タイトルを変更してどうなるかを実験している方々がいたので、そちらもご紹介。

タイトル変更の検証と結果事例1

検証
もともとタイトルに含まれているキーワードで上位表示されていたコンテンツに対して、タイトルに含まれていないが検索量が多いキーワードを追加したパターン

結果
もともとのキーワードで検索順位が上昇、更に追加したキーワードでも上昇

タイトルタグの変更はSEO的に絶対にダメと言われているので試しました

詳細はリンク先を見た方が良いのですが、この手法は私もよくやります。

タイトル変更の検証と結果事例2

検証
現在のタイトルに(意図はわからないけども)新しいキーワードを追加したパターン

アイキャッチ画像に使えるフリーイラスト素材5選
→WordPressのアイキャッチ画像に使えるフリーイラスト素材5選

結果
WordPress アイキャッチ:100位圏外→45位
WordPress アイキャッチ画像:100位圏外→35位
アイキャッチ画像:48位→4位

SEOの内部対策において、タイトルタグの重要性を検証してみた

「WordPress」というキーワードをタイトルタグに入れたことによって、「WordPress」が入った複合キーワードだけでなく、「WordPress」が含まれないキーワードまで検索順位が上がっています。

タイトル変更の検証と結果事例3

検証
現在のタイトルキーワードから(意図はわからないけども)新しいキーワードに変えたパターン

Googleのペナルティを受けてしまった場合に役立つ調査ツール5選
→SEOでペナルティを受けてしまった場合に役立つ調査ツール5選

結果
Google ペナルティ:36位→100位圏外
SEO ペナルティ:92位→36位

SEOの内部対策において、タイトルタグの重要性を検証してみた

「Google」と「SEO」をチェンジしたため、「Google」を含む複合キーワードの順位は下がり、「SEO」を含む複合キーワードは順位が上がったという結果です。

3つのタイトル変更事例から導き出される推測

上記のタイトル変更事例は、うまくタイプが分かれています。

事例1
キーワードをタイトルタグの後半に追加した。

事例2
キーワードをタイトルタグの頭に追加したが、既存キーワード、新しいキーワードどちらも順位が上がった。

事例3
キーワードを交換した。

まず、キーワードの位置はタイトルの前半・後半どちらに来るかで検索結果に影響をおよぼす、とりわけキーワードを前半に持ってくると順位が下がるという記事をいくつか見かけましたが、キーワードの位置自体は関係がないように思えます。

ちなみに、以下ではキーワードはタイトルの前半に持ってきた方が、検索結果に良い影響をもたらす可能性があるとされています。

Google Ranking Factors: 273 Facts & Myths (2019) | Northcutt

事例1、事例2とも、タイトルに新しく追加したキーワードは、どちらもコンテンツに関連性があり、かつタイトルに元々含まれているキーワードとの関連性も高いと思えるものでした。

事例3において、変更されたキーワード「Google」と「SEO」は、どちらがタイトルに含まれていても意味が通じるものです。コンテンツ内でも「Google」と「SEO」に関連性があるように書かれています。

もし両方のキーワードを含め場合は、わたしなら「Googleペナルティを受けた場合に役立つSEO必須調査ツール5選」このように変更します。

ちなみに、「Google」「SEO」と同様に意味が通じる「検索エンジン」と交換しても、似たような結果が出ると予想します。

タイトル変更がうまくいく3つの共通点と1つの基本ルール

タイトル変更肯定派も否定派も、実は突き詰めて行くと同じことを言っていることがわかります。受け取り方として、大きくリスクヘッジをするのか、前向きに冒険をするのかという違いです。

肯定派:順位が上がる可能性があるから変更した方が良いよ。でも色々気をつけないとダメよ。
否定派:順位が上がるかもしれないけど下がるリスクも有るよ。だからやらないほうが良いよ。

私は、タイトル変更の意味がありそうであれば、ある程度のルールを守ってやるべきだと考えています。良いタイトルを付けることで、上位表示の可能性も高いと思います。

ただし、タイトル変更は以下の基本ルールを守って行いましょう。

タイトル変更のルール
1.上位表示のためではなく、ユーザビリティのために行う
2.タイトルを変更しても意味がわかるよう気をつける
3.新しく含めるキーワードはコンテンツとの関連性を重視する
4.変更するキーワードは元タイトルとの関連性を重視する

これらを守ってタイトル変更を行うと上位表示されやすく、クリック率も上がると結論づけたいと思います。タイトル変更の際は、以下を参考にタイトルを考えてください。

記事のタイトル変更によるペナルティ発動条件は?

さて、冒頭で引用した「5回タイトルタグを変えると圏外に飛ぶ」という件について

もちろん、タイトルを何度も何度も変えていると、Google側で複合的に何らかのペナルティが発動してもおかしくはないと思いますが、そんなに短期間でコロコロ変えるものでもありませんので、通常運用をしていれば問題はないと思います。

あくまでも私個人の例で言うと、1つのコンテンツのタイトルを2か月で4回変えたことがありますが、特にペナルティを受けることなく、変更の度にインプレッションは上がり続けていました

最後に。

タイトルをがらっと変更することはユーザーの混乱に繋がります。タイトルを見せることが目的ではなく、ユーザーが見たいコンテンツに導くことが目的です。タイトルは、しっかりと検討してから公開するようにしましょう。

自戒を込めて。