ペナルティ解除したい!リンク否認ツールの正しい使い方と条件

リンク否認ツールと再審査リクエスト

質が低い被リンクを受けた場合

SEO対策で、被リンクをもらうことはとても重要なことです。そのため、昔から被リンクを集めることに時間やコストを費やす人は大勢います。

ただ、現在は被リンクの数だけでなく、発リンク先のページランク、アンカーテキストなどの質が問われます。質が低い被リンクは、何本あってもプラスになるどころか、マイナス評価を受けて「手動による対策」の対象になる恐れもあります。

評価されない被リンク・マイナス評価の被リンク
1 有料の被リンク・購入した被リンク
2 関連性がないコンテンツからの被リンク
3 ディレクトリ型検索エンジンからの被リンク
4 プレスリリースサイトからの被リンク

では、もし質が低いリンクのせいで「手動による対策」の対象になった場合どうすれば良いのでしょうか。また、「手動による対策」の対象ではなくても、明らかにマイナス評価の被リンクを受けていた場合はどうすれば良いのでしょうか。

今回は、被リンクによるGoogleからのペナルティを解除・回避するためのリンクの否認の仕方やツールの使い方についてお話したいと思います。

ちなみに、WEBページの価値を高めるために被リンクの数と質を重視することを「リンクポピュラリティ」と言います。被リンクが関係するランキングアルゴリズムは以下を参考にしてください。

リンクの否認とは

リンクの否認とは、ペナルティ対象になりそうな質の低い被リンクを受けたとき、または実際に質の低い被リンクによって「手動による対策」などのペナルティを受けたときに、その被リンクの評価を受けないために否認する行為のことです。

バックリンクを否認する – Search Console ヘルプ

リンクの否認は、「リンク否認ツール」を用いて行います。

リンク否認ツールとは

リンク否認ツールとは、リンクを否認するために、Googleがサーチコンソール上で提供しているツールのことです。

否認するリンクの候補は

否認するリンクの候補は、サーチコンソールから見つけます。

サーチコンソールのメニューから「リンク > 上位のリンクされているページ」と移動し、リンク元サイトのデータをCSVまたはGoogleスプレッドシートでエクスポートしましょう。

SearchConsole-リンク-上位のリンク元サイト

または、上位のリンクされているページから、参照リンクが多いターゲットページを選んで、そのページにリンクをしている元サイトのデータをCSVまたはGoogleスプレッドシートでエクスポートしましょう。

エクスポートしたリンク一覧から質が低いページを見つけるためには、時間をかけた調査が必要です。質が低く、さらに否認が必要なリンクの基準は以下に記載します。

リンクを否認するための条件

リンク否認ツールを使ってリンクを否認するためには、いくつかの条件をクリアしなければいけません。

基本的に手動による対策の場合のみ

リンクの否認は、検索上位表示のために行うものではありません。そのため、自分で質の低いリンクを見つけて、どんどん否認するものではなく、基本的にはGoogleから「手動による対策」で警告を受けた場合に行います。

被リンクの質が低いこと

Googleから「手動による対策」は受けていないものの、明らかに評価が下がっていると考えられる場合は「プログラムによる自動対策」の対象になり、Googleからペナルティを受けている恐れがあります。

その際の可能性として、質が低い被リンクが考えられます。ただし、少々質が低い程度でリンクを否認してはいけません。以下の被リンクは明らかに質が低いだけでなく、ペナルティを受ける可能性がある被リンクです。

ペナルティを受ける可能性がある被リンク
・業者から購入したリンク
・関連性が低いページからの過剰な相互リンク
・リンクファームのリンク
・明らかなスパムサイトからのリンク
・ドアウェイページを経由した被リンク
など

被リンクの削除依頼をすること

質が低くペナルティを受ける可能性がある被リンクを見つけたら、すぐにリンク否認ツールを使う前に、被リンクをしている対象サイトのWEBマスターに対して、リンクを外す依頼をしてください。

リンク否認ツールは、あくまでも被リンクを外してもらえない場合、依頼をしても返事が返ってこない場合にとる最後の手段です。

リンク否認ツールの使い方

現在のサーチコンソールでは、リンク否認ツールにたどり着くリンクがありません。そのため、旧サーチコンソールからリンク否認ツールに移動するか、以下のリンクをクリックしてください。

リンク否認ツール

リンク否認するWEBサイトを選択する

リンク否認ツールを使うWEBサイトを選んで、「リンクの否認」をクリックします。

Search Console-リンク否認ツール-サイト選択画面

続けて、リンク否認に関する注意書きをよく読み、内容が理解できたら「リンクの否認」をクリックします。

Search Console-リンク否認ツール-リンクの否認

リンク否認を伝えるテキストファイルを用意する

テキストファイルに否認するリンクを書き出す際は、1行につき1つのリンクを記載します。特定のドメインすべてからリンクを否認したい場合は、「domain:○○○.com」 のように1行に記載します。

また、否認ツールを使う理由をGoogleに伝えるためにリンク以外の情報を記入する場合は、行の先頭に「♯」を付けて理由を記載します。

以下のテキストを含んだファイルに、「wakarukoto.com_20170502.txt」などの名前をつけて保存します(csvファイルでも問題ない)。

# ljoyloud.cf の所有者に連絡をする方法がありません 2017年5月2日
domain:ljoyloud.cf

# rawashw.cf の所有者に連絡をする方法がありません 2017年2月14日
domain:rawashw.cf

# testtestseoseo.com の所有者に連絡したが回答がありません 2017年1月14日
http://testtestseoseo.com/abcdfeijfes.html
http://testtestseoseo.com/abfades.html
http://testtestseoseo.com/fd.html
http://testtestseoseo.com/59ferefffffdfes.html
http://testtestseoseo.com/abcdfeijfes.html

リンク否認ファイルをアップロードする

作成したリンク否認用のテキストファイルをアップロードして、「送信」をクリックしましょう。これでGoogleへの申請が完了します。

Search Console-リンク否認ツール-ファイルアップロード画面

リンク否認の履歴を見る

以前にリンク否認ツールを使ったことがあれば、以下の画面が表示されます。

Search Console-リンク否認ツール-送信ファイル履歴画面

「ダウンロード」をクリックすると、以前送信したテキストファイルをダウンロードできるため、新しく否認したいリンクがあれば、追記・編集してファイルをアップロードし、「送信」をクリックします。

リンクを否認する際の注意点や質問事項

リンク否認が処理されるとわかる?

Googleがリンク否認の処理をしても、お知らせなどはありません。「手動による対策」を受けている場合は、対象となるリンクを削除したり、リンク否認を行った後に「再審査リクエスト」を行うことで、そちらのお知らせは送られます。

再審査リクエストのやり方は以下を参考にしてください。

リンク否認が処理される期間は?

リンクの否認が処理される期間は1-2週間とされていますが、これまでわたしが2回リンク否認ツールを使った経験から、そんなに早く処理されたことはありません。

場合によっては処理に数か月ほどかかるものと考え、気長に待ちましょう。

発リンクサイトはスパム認定される?

リンク否認ツールは、リンクを否認するためのツールです。つまり、リンクに「nofollow」が付くようなものだと思ってください。そのため、発リンクサイトがGoogleからスパム認定されるわけではありません。

以前に送ったテキストファイルを削除したらどうなる?

以前に送ったテキストファイルを画面から削除してしまうと、否認したリンクを容認してしまいます。テキストファイル自体を消したり、編集時に前回の記述を消さないようにしましょう。

リンク否認は最後の手段

「質が低いリンクはどんどん否認しちゃいましょー。」という記事を見かけることがありますが、この考え方は非常に危険です。

なぜなら、一見質が低そうに見えても、本当に質が低い被リンクかどうかはGoogleが判断しており、こちらからはわからないためです。

被リンクをもらうことは、SEOの基本対策の一つです。せっかくある被リンクを安易な判断で外してしまい、評価が下がってしまっては時間をかけたことが無駄になってしまいます。

SEOの3つの基本対策
1.キーワードに合致したタイトル、コンテンツを作る
2.コンテンツに独自性・専門性を持たせる
3.別のWEBページから被リンクをもらう

そのため、リンク否認は十分に検討したうえで、慎重に行ってください。