上場した「モニプラ」のアライドアーキテクツの事業内容と今後

読了目安:[3 分

「モニプラ」のアライドアーキテクツが上場

11月29日に東証マザーズに新規上場した「アライドアーキテクツ」<6081>ですが、公開価格1,700円でスタートし、そのまま買い気配で終了しました。

更に、2日目に初値5,600円をつけました。初日、2日目絶好調ですね。初値の株価で企業価値は230億円。

アライドアーキテクツ」は、日本市場が上り調子、且つ海外の投機マネーが流れ込んできている良いタイミングで新規上場できました。

もちろん、投機マネーが流れ込んでいることは見越しているので、しばらくは乱高下することはあるでしょうが、ここ数年のIPO市場が沈んでいただけに良い上場だったのではないでしょうか。

アライドアーキテクツの事業内容

アライドアーキテクツ」は2005年創業で、まだ10年に満たない企業です。

創業当初から、「口コミ」や「ブログ」などのいわゆるWEB2.0を意識した事業展開を進めてきた「アライドアーキテクツ」が迎えたビジネスのターニングポイントは、何と言っても「モニプラファンブログ(当時モニタープラザ)」の提供でしょう。

2008年2月「モニタープラザ」としてスタートしたサービスは5年以上経った今でも事業の中核として、売上の34%を占めています。モニプラファンブログ

このブログを活用した「企業の商品キャンペーンプラットフォーム」は現在、常時300件以上のイベントが稼働するまでに成長しています。

その後、このプラットフォームとビジネスモデルを構築した「アライドアーキテクツ」は、その手法をSNSに拡大していきます。

それが2011年5月に開始した「モニプラファンアプリ」です。「モニプラファンアプリ」は、ユーザーがFacebook上で企業の商品キャンペーンに参加することで、企業の宣伝活動とユーザーのお得を両立しています。これは「モニプラファンブログ」も同じですね。

ただ、「モニプラファンアプリ」はキャンペーン参加にFacebookいいね!が必要になりますので、企業にとっては体の良いいいね!集めができるというメリットが有ります。

こちらは現在では、「ユーザー数:130万人、出稿ブランド数:7000超」となっており、売上の52%という最大の柱に成長しています。

アライドアーキテクツの売上

次に売上と今後を見据えた話です。アライドアーキテクツの財務指標

こちらはモーニングスターのIPOレポートですが、前期に黒転してから今期予想が18億円となっています。

今期3Qまでの売上が12億円を超える感じで推移しているため、12月に予想の18億を超えるかどうか、といったところです。

とは言え、上場してしまったわけですから、この勢いで予想を突破しないと市場から手痛い洗礼を受けることになってしまうでしょう。
アライドアーキテクツの株主構成

次に株主構成です。ま、こちらはただの出歯亀的思想なんですが、自社関係者で60%を超えています。

ドリームインキュベータは言うまでもなく、アイスタイルとの提携は去年でしたので、「うまくやったな」という感じです。
出典:モーニングスターIPOレポート 2013.11.12

アライドアーキテクツの今後

今後考えていかなければいけないことは、「モニプラファンアプリ」が売上の半分を占めている現状です。

現状、「モニプラファンブログ」と違い、「モニプラファンアプリ」は「いいね!集め」を主に考えている企業が多いと思います。

逆に言うと、良くも悪くも「いいね!集め」をしなければFacebookマーケティングは成立しないという流れでしたから、低コストでいいね!を集め始める良い手段ということで、ブランドが殺到したという経緯があります。

早速「コネクトル」という、新しい施策を打ち出したアライドアーキテクツですが、うまい事業の舵取りを見て行きたいところです。

ちなみに本日の終値は5,000円、堂々のストップ安でした。まぁ投機マネーが動いてるので仕方がないです。明日反転するのか、張り付いてるのかは神のみぞ知る、でしょうね。

この記事を見た人はこんな記事も見ています!