リサーチに関する意識調査-リサーチはフリーミアムでも成立するか

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マーケティングリサーチに関する意識調査

「マーケティングリサーチ」という言葉とその意味に、一般の方はどれくらい馴染みや関心があるでしょうか。以前、行った意識調査のアンケート結果をまとめてみました。

調査対象:20代~60代の男女
属性:ランダム
人数:500名
内容:マーケティングリサーチの重要性と認知関心に関する一般のアンケート

マーケティングリサーチに関する意識調査_年代_男女
マーケティングリサーチに関する意識調査_年代_男女_グラフ

< 質問内容>
Q1.あなたはマーケティングリサーチにどのようなイメージを持っていますか?
Q2.仕事で携わったサービスや商品において、直接、または間接的にマーケティングリサーチに関わったことがありますか?
Q3.様々な前提は省いて感覚でお答え下さい。もしあなたが商品やサービスのプロモーションを行う場合、広告費100万円の中で、マーケティングリサーチにいくらなら費やしても良いと考えますか?
Q4.もしマーケティングリサーチツールを使えるとしたら、個人で使用してみたいと思いますか?
マーケティングリサーチに関する意識調査:総評

Q1.あなたはマーケティングリサーチにどのようなイメージを持っていますか?

まずは、マーケティングリサーチという言葉に対して、どのようなイメージをするかを聞いてみました。

Q1 あなたはマーケティングリサーチにどのようなイメージを持っていますか
Q1 あなたはマーケティングリサーチにどのようなイメージを持っていますか

マーケティングリサーチがどのようなものか知っている人は、何となくわかっている人も含めて「90.6%」と多数います。

更に、重要な事だと認識している人は「79.0%」と、こちらも多くの方が重要だと考えていることがわかります。

Q2.仕事で携わったサービスや商品において、直接、または間接的にマーケティングリサーチに関わったことがありますか?

次に、マーケティングリサーチに携わったことがあるかという質問です。ここでは、何をもってマーケティングリサーチに携わったことがあるか、ということには言及していません。
Q2 マーケティングリサーチに関わったことがありますか
Q2 マーケティングリサーチに関わったことがありますか_グラフ

マーケティングリサーチに携わった事がある人は「19.4%」と全体の2割弱、携わったことがない、または、これまで携わったかどうかがわからない人は「80.6%」となっています。

普段の仕事が、マーケティングリサーチや導き出されたデータを使って仕事をしていない、またはその意識がない人が多数を占めているということがわかります。

Q3.様々な前提は省いて感覚でお答え下さい。もしあなたが商品やサービスのプロモーションを行う場合、広告費100万円の中で、マーケティングリサーチにいくらなら費やしても良いと考えますか?

次に、マーケティングリサーチにどれくらいの価値があると見ているかを、広告費用に上限がある中で、割合として金額で表してもらいました。

もちろん様々な状況があるなかでの、単純な回答になります。

Q3.マーケティングリサーチにいくら費やしても良いと考えますか
Q3.マーケティングリサーチにいくら費やしても良いと考えますか_グラフ

大きく偏った回答はありませんでした。一番多かった回答が「5-10万円」の「23.8%」、続いて「10-20万円」で「19.6%」となっています。

また、「お金はかけない」「5万円未満」と答えた人は、Q1において、マーケティングリサーチを重要視しない、と回答をする傾向がありました。

費用感としては、0円~20万円未満で全体の7割弱を占めていることから、一般の方が思うマーケティングリサーチ費用と、現在市場で提供されているマーケティングリサーチ費用に乖離があることがわかります。

Q4.もしマーケティングリサーチツールを使えるとしたら、個人で使用してみたいと思いますか?

最後に、個人でマーケティングリサーチツールを使用してみたいか、という質問をしてみました。裏テーマとして、マーケティングリサーチが個人間ツールになりえるのかを聞いたものです。

Q4 マーケティングリサーチツールを個人で使用してみたいと思いますか
Q4 マーケティングリサーチツールを個人で使用してみたいと思いますか_グラフ

有料(数百円含む)でも利用したいという回答が「10.2%」、無料なら使用したいという回答を含めると「73.4%」の人が使ってみたいと答えており、興味関心の高さはうかがうことができました。

どのようなものを提供できるかがキーにはなりますが、リサーチの分野においても、フリーミアムモデルが十分活用できる可能性があることを示唆しています。

マーケティングリサーチに関する意識調査:総評

マーケティングリサーチがどのようなものか知っていて、重要だと考えている人がこれだけ多くいるとは予想していませんでした。

ただし、マーケティングリサーチには様々な手法があり、様々な調査を総称した言葉であるため、一側面を捉えて知っている、と回答している可能性はあります。Q2で8割の方が、自身の仕事と関係がないものと考えていることからも、その可能性が伺えます。

また、今回は10代を除いた調査ではあったものの、課金可能性が10%あることから、ビジネス設計さえ構築できれば、この分野においてもフリーミアムモデルが成立する可能性があります。

知っていると答えた人がどの程度の認識をしているのか、また、マーケティングリサーチツールを使ってどのようなことが知りたいのかを明確にすることができれば、十分に新しいビジネスをつくることができるのではないでしょうか。

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