コンテンツCTR(クリック率)を10倍!にする5つの必須要素

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ウェブマスターツール検索クエリ公開

世の中のSEO関連の記事を見てみると、タイトルの付け方が重要だと謳っている記事は、10や20ではありません。

私も多くの記事を参考にし、日々タイトルの付け方を工夫しています。

タイトルの付け方はこちらを参考にして行っています。

参考:
上位表示だけじゃダメ!読まれるタイトルの付け方21条と55事例

その結果が以下です。7月中旬時点における直近30日のわかること!のGoogleウェブマスターツール検索クエリデータです。

ウェブマスター ツール検索クエリ

約1か月程前のデータになりますが、最近では検索クエリも見応えがあるボリュームになってきました。

今回は、この検索クエリデータを使って、「コンテンツのクリック率を10倍にする5つの必須要素」の解説をしたいと思います。

検索クエリで見るページ別クリック数トップ10

まず、ページ単位のクリック数トップ10をみていきます。

1.ウェブ検索のみのクリック数トップ10

わかること!クリック数トップ10

クリック数で並べると、順位は決して高くはありません。トップ10の平均順位は11.16位です。

ところが、CTR(クリック率)が13%(正確に言うと13.40%)と、非常に高いとことがわかって頂けると思います。

2.全検索対象のクリック数トップ10

次に、動画、携帯電話、画像検索を含めた全ての検索クエリを見ると以下のようになります。

わかること!クリック数トップ10_web以外を含む

動画と画像が入ったためか少し順位は落ち、トップ10の平均順位は17.36位です。

そして、CTRが11.13%と、こちらも高いCTRとなっています。

CATALYST調査のGoogle検索平均CTR(クリック率)データ

CATALYSTが2013年12月に、Google検索における順位毎のクリック率=平均CTR調査のデータを発表しました。

対象キーワード: 17,500個
対象サイト: 59サイト
対象期間: 2012年10月〜2013年6月
利用したデータ: Googleウェブマスターツールの検索クエリ

GoogleCTR

GoogleCTR2
参考:
検索結果1位のクリック率は17.16%、ロングテールはCTRが高い 〜 CATALYST調べ | 海外SEO情報ブログ

上記データを見ると、5位程度までしか意味が無いCTRだということがわかります。これは、いかにファーストビューが重要か、を表しています。

10位までのクリック率が合わせて50%なのは、他が11位以降(2ページ目)に行ってしまったか、広告をクリックしたか、何もせずに離脱したか、ということが原因です。

このデータから誰もが、「CTRを高めるためには、絶対に検索上位を取らないといけない!よし、SEOだ!」となるはずです。

わかること!全記事の平均CTR(クリック率)8.2%

ウェブマスターツールの検索クエリデータをもう一度見てみます。

ウェブマスター ツール検索クエリ

158,831/2,086,966=7.6%
CTRは7.6%

当時はまだカテゴリーをnoindexにしていなかったため、その分が含まれています。

記事だけですと、表示回数が190万回以上/月、クリック数はさほど変わらず15.6万回以上/月、そして記事数が234記事です。

計算すると、全234記事のCTRは8.21%となっています。

CATALYSTのデータに照らしあわせてみると、全記事が検索エンジンで2位、3位に表示されていることと同様となります。

わかること!全234記事の平均順位は決して高くありません。

上記の表からも確実に10位を下回っていることは予想できます。本来の平均順位で考えると、わかること!のCTR(クリック率)は平均CTRの10倍以上の価値を持っていることがわかります。


もちろん、SEOによる上位表示は必要です。やれるだけのことは、正統な範囲で全て行うべきだと思います。

ただし、それだけではPVを増やすことはできません。

表示順位の平均CTRを上回ってこそ、多くのPVが期待できます。そのために私たちは以下を実践しています。

1.56%の人を振り向かせる究極のタイトルを付ける
2.SEO対策で具体的に3位以内を目指す
3.最適なmeta descriptionを設定する

これを実践、実現することで、今のサイトが獲得している何倍ものクリック率になるはずです。

検索ユーザーは何を根拠にクリックしているのか

インターネット検索をする際に意識すること_Q2

インターネット検索をする際に意識すること_Q2グラフ

参考:
検索時のクリック判断基準はタイトル57%、スニペット34%と判明

上記グラフを見ると、検索におけるクリック基準がタイトルという人は57%です。また、スニペット(descriptionで設定する詳細文)を基準にする人が33%以上います。

合わせて90%の人が、検索キーワードと関連性のある基準により、クリックしているということがわかります。

コンテンツのクリック率を10倍にする5つの必須要素とは

先程のグラフから、ユーザーがクリックをする基準は以下の5点に集約されます。

1.検索したキーワードがタイトルに表示されているから
2.タイトルがコンテンツの内容を表しているから
3.タイトルに興味を惹かれるから
4.明確な回答が欲しい場合にスニペットに記述されているから
5.コンテンツが目視できる上位に表示されているから

つまり、この5点を突き詰めていけば、90%の人にクリックされ得る究極の検索結果が表示されることになります。

クリック率を上げる要素1.検索したキーワードがタイトルに表示されているから

通常、タイトルにはキーワードを含めます。当たり前のことですが、キーワードに則したタイトルが表示されるわけですから、クリックの一番の基準になります。

クリック率を上げる要素2.タイトルがコンテンツの内容を表しているから

タイトルはコンテンツ内容を短く表したキャッチコピーのようなものです。ですので、検索の意図に合っている場合はクリックしてしまうはずです。

クリック率を上げる要素3.タイトルに興味を惹かれるから

仮に検索の意図に合っていたとしても、同じようなタイトルがずらっと並んでいた場合、どれをクリックしてよいか迷ってしまいます。興味を惹かれる魅力的なタイトルもクリックする要素になります。

クリック率を上げる要素4.明確な回答が欲しい場合にスニペットに記述されているから

タイトルで判断できない場合の次の要素がスニペットになります。

例えば、検索結果に同じようなタイトルが並び、更に興味を惹くタイトルがない場合、ユーザーが欲しい回答はスニペットに書かれている可能性が高いはずです。

クリック率を上げる要素5.コンテンツが目視できる上位に表示されているから

そもそもですが、ユーザーが検索をした時に上位に表示されていなければクリックをすることもできません。コンテンツは最低限ユーザーが目視できる程度の上位表示が必要です。

検索結果の目視率

では次に「クリック率を上げる要素5.コンテンツが目視できる上位に表示されているから」、こちらのSEO対策による上位表示の基準です。

目標は明確に、3位以内です。

「2位じゃダメなんですか?3位でもいいんです。」

米ウェブマーケティング会社のEyetools社が、オーガニック検索結果とPPC広告に対する視認性とクリック数を研究した結果が以下です。

研究結果によると、ページ内の表示位置と検索結果順位の重要性がユーザーの視線に大きく関係すると発表しました。

オーガニック検索結果の目視率

オーガニック検索結果の目視率
(検索順位ごとの被験者の目視率)
1位 - 100%
2位 - 100%
3位 - 100%
4位 - 85%
5位 - 60%
6位 - 50%
7位 - 50%
8位 - 30%
9位 - 30%
10位- 20%

右側に表示されるスポンサー広告の目視率
(ランクごとの被験者の目視率)
1 - 50%
2 - 40%
3 - 30%
4 - 20%
5 - 10%
6 - 10%
7 - 10%
8 - 10%

参考:
落合ブログ

このデータで注目すべきは、

・3位までの目視率が100%である
・順位を追う毎に目視率は下がる
・スポンサー広告の目視率は半分以下である

という3点です。

1)3位までの目視率が100%である

これは普段私が使っているノートパソコンで検索した時に見える画面です。

Google-検索-影響_PC

見ていただくと分かる通り、ファーストビューは検索結果が4位までしか見えません。仮に広告が入った場合は、4位さえも見えなくなってしまいます。

次にスマホ(iPhone5)の検索画面です。

Google-検索-影響_スマホ02

こちらはファーストビューでは、3位までしか表示されません。更に、広告が入っていると以下のように2位までしか見えなくなってしまいます。

Google-検索-影響_スマホ01

要は、ファーストビューで見える範囲が目視率100%の要因だということになります。

2)順位を追う毎に目視率は下がる

これは想像がつくはずです。ファーストビューが目視率100%であるならば、そこからスクロールしないと見えない部分というのは、下に行くほど目視率が下がります。

少しスクロールすれば10位までは見えることはだれでも知っていますが、1位と10位では目視率に5倍の開きがあります。

3)スポンサー広告の目視率は半分以下である

WEBページを見る際は、左から右に目が動きます。文字が左から右に書かれているためです。

一般ユーザーの検索エンジンの広告に対する意識は以下のようになっています。

検索した時にこうなってしまったら使いづらいということを教えて下さい

インターネット検索をする際に意識すること_Q3
インターネット検索をする際に意識すること_Q3グラフ

やはり、一番使いづらいと感じるのは、広告の量が増えること。続いて、スニペットがなくなってしまうこと。検索時のクリックはタイトルで判断していても、タイトルだけになってしまうのは困るようです。

この結果から、いかにユーザーが広告を邪魔だと思っているかがわかります。

ユーザーは検索エンジン広告の位置をわかっています。自然と見ないように目線が動きます。その結果が、上記ヒートマップのような形になって現れます。

このヒートマップの形が、アルファベットのFに似ていることから、これをFの法則と呼びます。

Fの法則
ユーザーはページ上部のコンテンツエリアを左から右に視線移動する。これが「F」の一番上ライン。

次にページを下に移動させ、再び左から右に視線移動をする。この2つ目の視線移動は最初の視線移動よりも短くなる。これが「F」の二番目の水平ライン。

最終的にユーザーは下方向に向かって、垂直に視線移動する。これが「F」の縦ライン。


これら検索結果の目視率から、

・検索エンジン上位表示は3位以内がベスト
・それ以下の場合は、せめてタイトル前半にキーワードを配置する

ということがわかります。ですので、SEO対策で具体的に3位以内を目指す必要があるわけです。

クリック率を上げるにはタイトルと検索3位を意識する

そもそも検索3位に入れなくて困っている方、大丈夫です。3位以内に入るSEO対策は、以下の要素を踏まえて、またご紹介します。

・タイトル:10%
・コンテンツ:35%
・キーワード選定:20%
・被リンク:25%
・その他諸々:10%

ちなみに、わかること!では、上記期間における3位以内のキーワード(3.1位以下除く)が1,812キーワード、表示回数は177,306回、クリック数は53,798回、CTR(クリック率)は30.34%です。

まだ伸びている最中ですので、結果を追って方法をお伝えできると思います。

まずは、確実にクリック率を上げる大前提として、

記事タイトル21条に則した良いタイトルを付けないといけない
・3位以内を目指さなければいけない
最適なmeta descriptionを記述しなければいけない

ということを覚えておいてください。

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