パンダアップデート、ペンギンアップデートで影響が出るサイトとは?

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パンダアップデート、ペンギンアップデート概略

2014年3-5月にかけて、Google検索アルゴリズムの大きな改修が行われました。

毎度のことながら、Googleのアルゴリズム改修にドキドキしている人も多いでしょう。

そこで今回は、定期的に話題になるGoogleのパンダアップデート、ペンギンアップデートの意味をしっかり押さえつつ、パンダアップデート、ペンギンアップデートで影響を受けそうなサイトをご紹介します。

Googleパンダアップデート、ペンギンアップデートとは

Googleでは、ユーザーにとって検索エンジンが使いやすく、正確に検索されるようにアップデートする試みがあります。

この試みのことを通称「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」と呼びます。これらのアップデートは2011年から行われていますが、1回の対策毎に名称が付いているわけではありません。

これまで大小様々なアップデートがされていますが、パンダアップデートは30回ほど改修が行われ、ペンギンアップデートは4回の改修が行われています。

パンダアップデートとは

パンダアップデートとは、コンテンツ内容の良し悪しを評価するアルゴリズム改修のことで、ユーザーが検索した際に、質の高いコンテンツを持つサイトを検索上位に、質の低いコンテンツを検索下位に表示させることを目的としています。

また、コンテンツのオリジナリティにも重きを置いており、何らかの調査、研究結果、詳細などの独自性が他サイトのコンテンツに比べて含まれているか、なども判断基準に置いてい(ると言われてい)ます。

先日記事にしたGoogleが定める良質なコンテンツの定義が、このパンダアップデートに該当するものですね。

ちなみに、わかること!では直近2014年5月のパンダアップデートでの影響は皆無でした。

以下、パンダアップデート近辺の日別PVです。

Googleアナリティクス

微妙に減っているような気もしないでもない、そんな感じ。

パンダアップデートの影響は?

パンダアップデートで大きく影響を受けるであろうサイトは以下の4つです。

1.コンテンツコピーやサイトコピーなどでオリジナルな内容のコンテンツが乏しい
2.ワードサラダ※など自動生成されたサイトや情報量の少ないサイト
3.バナー広告などがコンテンツを占めている
4.コンテンツの信頼性が低いサイト、例えばQ&Aサイトなど

※ワードサラダとは…

ワードサラダとは、キーワードをごちゃまぜにして、それっぽい文章を自動生成し、いかにも自然っぽいコンテンツをつくることを言います。そして、そこからリンクを飛ばすなどの活用を行います。

一見文章っぽくなっており、キーワードの羅列ではないですよ、ということを検索エンジンにアピールするために生まれたテクニックなのですが、このページから被リンクさせるとペンギンアップデートに引っかかります。

参考:
懐かしいけど絶対にやってはいけないSEOスパム29テクニック

ペンギンアップデートとは

ペンギンアップデートとは、人工的なバックリンクや内部リンクをGoogleインデックスから削除してしまおうというペナルティ基準を設けた改修のことです。

パンダ同様、わかること!では直近2014年5月の影響はありませんでした。

以下、ペンギンアップデート近辺の日別PVです。

Googleアナリティクス

んー、微妙にあがっているような気もしないでもないけど気のせい……程度。

ペンギンアップデートの影響は?

ペンギンアップデートで大きく影響を受けるであろうリンクは以下の4つです。

1.過剰な相互リンク
2.ページ評価の低いサイトからのリンク
3.アンカーテキストが不自然に同じ言葉ばかりのリンク
4.有料リンク

そして、上記に該当する発リンクサイトが以下のようなサイトになります。

1.被リンクを目的としたサイトやブログネットワーク
2.(もう殆ど見かけないけど)ワードサラダ※を含むサイト
3. 同一テンプレートで作ったサイト
4. コンテンツがコピーされただけのサイト
5. 関連性の少ないディレクトリやリンク集

Googleペナルティを受ける可能性があるサイトは?

単純に言うと、パンダアップデートに引っかかってしまうサイトは低評価になり、そのような低評価なサイトからリンクをされているサイトは、ペンギンアップデートに引っかかってインデックスから削除されてしまう、というような構造になります。

低評価を受けるような質の悪いコンテンツに関しては、Googleの評価が悪くなっても仕方がないと言えるでしょう。

ところが、良いコンテンツを作って、Googleから良い評価を受けているサイトにもかかわらず、低評価なサイトからのリンクのせいでとばっちりを被る可能性もあるということです。

この件に関してGoogleは「良質なコンテンツを持つサイトである限り、低評価なサイトからのリンクの割合は少ないはずで、スパマーを叩きのめすためには少々の犠牲は仕方がない」というようなニュアンスの言葉を発信しています。

何となく、アメリカっぽいなと思ってしまいました。

そして、今後長い年月に渡って、Google検索アルゴリズムの影響を受けそうなサイトは次のようなものが考えられます。

今後検索に影響があるかも?1.まとめサイト

まとめサイトの取り扱うコンテンツは、オリジナルサイトのコンテンツを引用(単純なコピーの場合も)したものがほとんどです。

例えば、NAVERまとめやnanapiなどがこれに該当します。

現状まとめサイトの影響力は非常に強く、オリジナルサイトよりも上位表示されることがほとんどです。

上記のものとは少し色が違うのが各種2chまとめです。

これは各サイトの特徴によりますが、少量の引用に対して掲示板部分が大きく盛り上がっているものがあります。

これをコンテンツとみなすのかによって、Googleの評価が変わることになると思います。

今後検索に影響があるかも?2.ブログ

ブログ記事も検索エンジンユーザーにとって、ノイズと判断されることが多いものです。

ブログそのものが悪いというわけではなく、ブログシステムを使って生み出されるコンテンツの質が低いことに問題があります。

これまでは、大手の無料ブログシステムを使っていれば、コンテンツの良し悪しに限らずドメイン評価で上位表示される機会が多かったように思います。

今後はコンテンツ内容によって、その多くが評価されなくなるのかもしれません。

噂のオーサーランクがGoogleの評価に組み入れられる時が来た場合は尚更です。

今後検索に影響があるかも?3.Q&Aサイト

Q&Aサイトも多くのコンテンツを自動的に生み出す仕組みで成り立っています。

素人が質問し、素人(というよりも匿名の人)が答えるという形態が一般的である日本にとっては、やはりコンテンツの質が低くなりがちです。

キクシルが定着していない日本と違って、Quoraが大きく広まっている海外からしてみると、実名で、ある程度の責任を持って回答するQ&A方式のコンテンツ価値が高く、責任がない匿名のQ&A方式のコンテンツ価値が低く置かれてもしかたがないのかもしれません。

個人的には面白くなくなってしまうとは思いますが。

今後検索に影響があるかも?4.広告主体のサイト

広告はそのテキストや画像などを運営サーバ内に持っていないことがほとんどです。

外部サーバにおいてあるものを表示しています。

ですので、広告の分量が増えれば増えるほど、コンテンツ内容が乏しくなってしまいます。

パンダアップデート、ペンギンアップデートの影響を可視化

パンダアップデートは2013年6月以前はアップデート対応を報告していましたが、それ以降は報告しない方針となっています。

つまり、これまでその報告を元に何らかの対応策をとっていたサイトは非常に困ってしまうわけです。

そこで、このようにアップデートを地震速報のように予測してくれるサイトを使って情報を仕入れてみましょう。

Google順位変動とパンダアップデート、ペンギンアップデート対策情報namaz.jp
namaz.jp

namaz.jpでは、ビッグ、ミドル、スモールキーワード毎に自前で検索順位をサンプリングしています。

そのため大きな変動があった場合には「影響大」と表示されます。

Googleに頼っているだけでは少々危険

パンダアップデート、ペンギンアップデートがどのようなものか理解して頂けたと思います。

もちろん大前提は、検索ユーザーの利便性と検索精度を上げていくための改修であることは間違いないのですが、これにより影響を受ける人たちが多くいることも確かです。

「安定表示を望むならGoogleに広告出せばいいじゃん、そのためにちょこちょこ仕組みを変えてるんだよ。」

と少々穿った見方をする人はいますが、いくらGoogleと言えど、万人が望む仕組みをつくることは不可能ですし、そこに到達するために一足飛びというわけにもいきません。

Googleに頼って商売している人は素直にGoogleに従うか、もしもの時のために違う導線を引いておくしかなさそうです。

Googleが全てではありませんので。

※PVが減少してしまったので、ペンギン3.0の影響か調査してみました。

参考:
ページビュー減少はペンギン3.0のせい?複数データで影響を検証

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